対照的な展開が見込まれる2試合です。ニューオーリンズではインディアナのエースが復帰しますが、ボールを守り、ボールマンへの守備を担う選手たちが欠場します。相手はボールを奪う力に長けたペリカンズです。ヒューストンでは、ロケッツが繰り返し武器にしてきたオフェンスリバウンドが、層の薄いダラスのロスターとぶつかります。前者はポゼッションの差で決まりそうな接戦、後者はホームチームに構造的な優位がある一戦です。
ペリカンズ対ペイサーズ:インディアナはプレシーズン全試合で、ホームでもアウェーでも17〜27回のターンオーバーを記録しました。控えのボールハンドラー、マッコネルと、チーム最高のウイングディフェンダーであるネスミスはともに欠場です。ニューオーリンズは4試合中3試合で23回以上のターンオーバーを誘発し、OKC戦でもその力を見せました。さらに、ザイオンがファウルを誘うことで、ペリカンズはインディアナより1試合あたり約13本多くフリースローを獲得しました。この2項目で、ペリカンズの長さとプレッシャーがインディアナの弱点を突きます。
一方、インディアナにも明確な対抗策があります。1試合あたり約45本の3ポイントシュートを許している相手に対し、多くの3ポイントを狙えることに加え、リバウンドの弱いペリカンズ相手にズバッツがリバウンドを取れる点です。これでペイサーズも十分に食らいつけます。プレシーズンでインディアナが最も苦しんだ第2クォーターのベンチタイムが、勝負の分かれ目になりそうです。1〜2ポゼッション差で決着する展開が本線です。そこで、ホームでハンデをもらえるニューオーリンズを推します。
ロケッツ対マーベリックス:ヒューストンはこの主力陣で、シーズンを通して記録的な水準のオフェンスリバウンドを奪ってきました。ダラスはライブリーとアルダマを欠き、長い時間にわたってゴーフォードとシセがリバウンドを支えることになります。リバウンド数が互角でも、デュラントとセンギュンにはハーフコートで得点するもう一つの手段があります。一方のダラスは2人のクリエイターに頼る形で、そのうち1人のアービングは長期離脱から復帰して最初の試合を迎えます。
ダラスのターンオーバーの数字は、フラッグとアービングが出場していた時間帯のものです。ヒューストンがプレシーズンでボールを失った試合は、この主力陣ではなく、マカオでの控え選手中心の試合でした。ダラスは序盤、シュート力で食らいつく可能性がありますが、ヒューストンのサイズが中盤のクォーターを通じてマーベリックスを消耗させるはずです。ホームで勝つヒューストンを予想します。