富山グラウジーズと茨城ロボッツは、攻撃を継続するための異なる手段を持っています。富山はアンゴラやインサイドで得点する選手たちがコンタクトを生かして得点できる一方、茨城は複数のパサーを経由して攻め、外れたシュートをリバウンドで拾えます。こうした得点手段が整う前に、プレッシャーで次の受け手を止められるかが勝負の鍵です。
茨城は直近の試合で30アシスト、ターンオーバー6回を記録し、2桁得点者も5人いました。ロー、前田、長谷川はボールにヘルプが集まったとき、次のパスを見つけられます。アルバルク戦の勝利では、オフェンスリバウンドからの得点や、外からのシュートが減る中でローが終盤に得点する別の道筋も示しました。
ここでは直近の試合で実際にプレーした選手をもとに分析しており、負傷者リストから外れた中村の数字は加えていません。野崎も出場しており、以前の欠場情報はすでに古くなっています。富山にはアンゴラ、シムズ、ウィリスという、コンタクトやインサイドで対抗できる選手がいます。それでも、最初のチャンスメークと攻撃の立て直しを組み合わせる力では茨城が上です。終盤のポゼッションでも、茨城はこうした選択肢を生かすと見ています。そこで、茨城の勝利を予想します。
横浜ビー・コルセアーズと広島ドラゴンフライズは、相手の最近の守備の課題に付け込める得点パターンがあります。並里成とコッツァーが横浜の攻撃をつなぎ、コーバーンがインサイドでボールを受けると、守備側はゴール下を守るのか、エバンス、メイヨ、スミスへの対応に戻るのかを迫られます。直近の試合でコッツァーは5アシスト、並里は7アシストを記録し、横浜が自分たちで攻撃を組み立てられることも示しました。
マクガスティーは登録上の制限により個人で仕掛けることができませんが、荒井とリバースは直近の試合で先発しました。ベルと須藤はベンチから合わせて31得点を挙げ、横浜には先発以外にも得点力があります。広島が最近見せているトランジション守備やセカンドチャンスへの対応の甘さは、その選手たちが攻めるきっかけになります。一方、横浜のファウルや終盤のクローズアウトの遅れは、広島がセットオフェンスから得点を重ねる余地になります。選手交代を挟んでも、こうした攻防が続くと見ています。そこで、横浜と広島の得点が伸びる試合を予想します。
アルティーリ千葉と群馬にも、得点しながら相手に攻撃機会を与える展開が考えられます。ニュービルはスイッチへの対応、パードンはフィニッシュで貢献し、アルティーリのガード陣とインサイドをつないでいます。直近のリーグ戦では22アシスト、ターンオーバー7回を記録しました。群馬はジョンソンとジョーンズが最初のマークをかわして攻め、ブラックシアーがインサイドでボールを受けてファウルを誘う形で応戦できます。
ソットはアルティーリの直近の試合を欠場し、レマニス監督もその結果、パードンとデイビスの負担が増したと明言しました。今試合の出場状況はまだ決まっておらず、ラインアップについては最近のローテーションをもとに考えています。群馬の主な攻撃陣は直近の確認対象となった試合に出場しており、コーチは今回も攻撃の終わり方の悪さとリバウンドを確保できていない点を指摘しました。群馬のインサイドへの圧力とアルティーリの連係した攻撃が、先発と控えの出場時間を通じて得点を生み出すと見ています。そこで、アルティーリと群馬の得点が伸びる試合を予想します。