富山の縦への仕掛けと浦和の幅を使ったプレッシングは、どちらも相手の守備陣に負荷をかけます。札幌と長崎は、最初のパスの受け手からサポートに走る選手へつなぐ形がそれぞれ異なります。各試合のポイントは、ホームチームが攻撃の背後のスペースをどう守るかです。
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アデレード・ユナイテッドの最初のパスはシドニーFCの前線からのプレスに直面し、名古屋グランパスのリカバリーからの攻撃は、配置を組み替えた横浜F・マリノスのミッドフィールドと対峙します。どちらの試合も、最初の競り合いのあとに、パスの受け手がつながったままでいられるかどうかが鍵になります。ここでは、両チームの見出しになるような結果よりも、最近の役割のほうが多くを語っています。
FCダラスは密集した最終ラインとの対戦となり、一方のサンノゼ・アースクエイクスは重要なボールの受け手を欠いています。レアル・ソルトレイクのワイドな連係は、延長を含む過酷なカップ戦を戦ったセントルイス・シティにとってまた違った難題となります。両試合に共通する重要なポイントは、最初の守備対応の後に求められるプレーです。
アトランタ・ユナイテッドが次の受け手をどう守るかが、シカゴ・ファイアーの連係攻撃を抑えるうえで最大のポイントです。ワシントンで行われる再戦では、D.C.の縦への仕掛けに対し、FCシンシナティはすでに起用している中央の守備陣で対応します。どちらの試合も、相手陣内で押し込む時間の長さと、そこから生まれるチャンスの質を分けて考える必要があります。
ウェリントンの幅を使った攻撃に、セントラルコーストの素早い前線連係がどう応えるか。ボールを奪った直後のパスが、この一戦の流れを左右しそうです。フェニックスは開幕戦で、異なる2つのサイドからのクロスで得点しました。マリナーズも、ゴールにつながったPKだけでなく、複数の選手が絡んで流れの中からチャンスを作っています。
この試合は、先発投手と強力なリリーフ陣が投げるイニングの攻防で決まりそうです。ミルウォーキー・ブルワーズは初戦、序盤に走者を出し、中盤の継投も機能して勝利を収めました。タンパベイ・レイズは、直近の登板でより長いイニングを投げている先発投手を立て、ヘンダーソンを攻める手立ちも複数あります。
韓国バスケ(KBL)の2試合はいずれも、ボールをどう供給できるかが勝負の分かれ目となります。安養正官庄はパスの受け手が減っているウォンジュ DBにプレッシャーをかけにいくのに対し、水原KTソニックブームは直近で見せたガード陣の好連携により、ソウルSKナイツ戦でインサイドのスコアラー陣へスムーズにボールを配給できそうです。重要な比較ポイントはベンチメンバーを含めた交代時間帯で、両チームともに有効な次のパスとフィニッシュが求められます。
アトランタのプレッシャーに対し、ヒューストンは得点源へボールを届ける方法を変えています。デンバーとニューオーリンズの一戦でも、スムーズな攻めの入り、インサイドで受ける選手、交代後の得点が焦点になります。どちらの試合も、最初のプレーが成功しても、次のパスから再びチャンスを作れなければ意味がありません。
クリーブランドとフィラデルフィアはペイントエリアを攻める手段が豊富ですが、直近の試合を見ると、得点力と試合を通じた主導権の維持には差があります。ブルックリンはフォワード陣を起点に攻撃を組み立てられ、ミルウォーキーには確立されたシュートとパスの形があります。どちらの対戦も、最初のプレッシャーを受けた後に誰が次のプレーを完結させるかが鍵です。
シカゴとワシントンはともに1勝1敗で、ミルウォーキーには勝ち、トロントには敗れています。ただ、勝ち方は正反対で、そのうち一方は本来の力を大きく下回る状態が続いています。大邱では好調な先発投手同士がプレーオフ初戦で対戦しますが、今週終盤の展開に変化があったのは片方だけです。どちらの試合も、紙の上でどちらが強そうかではなく、試合を通してどちらの戦い方が持ちこたえるかがポイントです。
安養正官庄とウォンジュ DBは、最初の攻めを止められても立て直す手段を持っています。安養正官庄はガード陣全体にボール運びを分散させていて、DBは終盤の得点をアルバノとハモンズに頼ってきました。ソウルSKナイツと水原KTソニックブームも、ペイントとリバウンドで違った形のルートを持っています。ソウルはウォーニー中心のパスワークから流れをつかむことがあり、KTは落ち着いたオフェンスのおかげで、守備の1回1回のストップが大きな意味を持ちます。
コロラド・ラピッズとバンクーバー・ホワイトキャップスはいずれもワイドエリアから仕掛ける力を持っていますが、直近で作り出している決定機の質には差が見られます。コロラドは相手のハイプレスをかいくぐって背後への素早い配球を生かしつつ、決定的なピンチをきっちり抑え込んでいます。一方のバンクーバーも高い位置でボールを奪ってゴールドとホワイトをつなぐ形は健在です。また、シドニーFCのサイドからのクロス供給は、アデレード・ユナイテッドの守備陣にとって厄介なテストとなりますが、アデレードにはシドニーの中盤を突破・迂回できるグッドウィンとムニスの存在があります。
シカゴとワシントンは、どちらもセカンドユニットで試合の流れを変えられますが、得点の形は異なります。シカゴはミルウォーキー戦で序盤にもたついた後、トレ・ジョーンズとベンチ陣の活躍で巻き返しました。一方、ワシントンはトレイ・ヤングを起点にビッグマンへチャンスを作っています。フェニックス対ゴールデンステートも、最初のシュートとセカンドチャンスが鍵になりそうです。ブッカーのドライブとフリースローに対し、ウォリアーズはメンフィス戦で追加のシュート機会を生み出し続けました。
アトランタとヒューストンは、最初の攻撃が止められても得点につなげる手段を複数持っています。アトランタはプレッシャーからポゼッションを奪い返せますし、ヒューストンはシェングンやデュラント、フリースローを生かして試合のペースを落とせます。FCダラス対サンノゼ・アースクエイクス (アメリカ)は、ボックス内への進入が鍵となる別の一戦です。ダラスはポゼッションが限られていてもチャンスを作れますし、サンノゼはサイドの選手から突破口を開けます。先制点の後にどう反応するかも、試合序盤の主導権と同じくらい重要です。
名古屋グランパスの最近の好機は、ボールを奪って守備が整う前に前へ運ぶ形から生まれています。横浜F・マリノスは中盤でボールを運び、外のスペースへ走る選手を送り出せます。この試合は、名古屋の最初のプレスと、メンバーが変わった横浜FMの中央の顔ぶれが真正面からぶつかる一戦です。セカンドボールと、得点直後の最初の守備の保持が終盤を左右しそうです。
アトランタ・ホークスもヒューストン・ロケッツも、複数の選手が得点に絡めます。ただ、シュートまでの形は異なります。アトランタは最初のパスにプレッシャーをかけ、こぼれ球から速攻につなげます。一方、ヒューストンはシェングンとデュラントを軸に攻撃を落ち着かせ、フリースローを獲得します。サンディエゴFC対シアトル・サウンダーズも、ボール保持と奪った直後の最初のパスが鍵となる構図です。どちらの試合も、立ち上がりの攻防を経て、どちらが得意な攻撃の形を繰り返せるかがポイントです。
コロラド・ラピッズとバンクーバー・ホワイトキャップスはいずれも危険なエリアまでボールを運べていますが、直近の試合ではアタッキングサードへの進入が得点に直結しない場面が目立ちます。コロラドのホームゲームは中盤の支配力とボールロスト後の素早い切り替えが特徴です。一方、浦和レッドダイヤモンズとV・ファーレン長崎の対戦は、ハイプレスとコンパクトなブロックからのファーストブレイクという、より鮮明なスタイルのぶつかり合いとなります。どちらの試合も、攻撃を仕掛けた後のセカンドポゼッションの奪い合いが、一次攻撃と同じくらい勝敗を分けるポイントになります。
どちらの試合も、勝負の鍵は試合を通じた層の厚さです。弱点のある部分をどちらが長くカバーしなければならないかが問われます。安養では、休養十分でボールへのプレッシャーを武器とするホームチームが、遠征試合から中2日のウォンジュ DBと対戦します。DBは外国籍選手が1人だけで、フロントコートにも穴があります。ミルウォーキーでは、安定して長いイニングを投げ、ほとんど四球を与えない先発投手が、四球と走者をためる攻撃を持ち味とする打線と対戦します。一方、ホームチームの先発投手は前回登板が短く、登板間隔も空いています。
オーランド・シティとニューヨーク・シティは、ゴールへの道筋がまったく違います。オーランド・シティは細かいパス交換からきれいな決定機をつくってきましたが、自陣での守備の立て直しが遅れ、ボックス内で何度もチャンスを許してもいます。FCダラスとサンノゼ・アースクエイクスの一戦は性格が異なり、ダイレクトなパスやセットプレーが、攻撃をもう一度つなぎ直させる傾向のある2つの守備陣とぶつかります。この2試合に共通するのは、最後のタッチの質です。
同じ狙いどころが勝敗を分ける2試合を取り上げます。どちらの試合も、一方のチームが抱える手薄なポイントを、もう一方が突ける構造になっています。アトランタでは、連戦の2試合目を迎えるヒューストンのバックコートでボールハンドラーが不足しており、プレッシャーディフェンスを信条とするチームと対戦します。大邱では、サムスンの先発投手が腰の違和感以降、長いイニングを投げておらず、再編されたブルペン陣が無傷で休養十分なKIA投手陣を相手に終盤を支えなければなりません。どちらの試合も、立ち上がり以上に終盤の展開が重要になります。