この試合では、休養十分でリーグ屈指のターンオーバーを誘発する守備を誇るチームが、オフェンスを組み立てられる選手が1人しかいないクリッパーズと対戦します。カワイ・レナードがトレードされ、ビール、イングラム、ストラスも全員欠場するため、クリッパーズのポゼッションはすべてガーランドか、自らチャンスを作れない選手に委ねられます。この司令塔不足はロスターに組み込まれた問題で、一晩の不調ではなく試合を通じて表れます。勝敗を分けるのはシュートの運ではなく、ポゼッション数と選手層の厚さになりそうです。
オクラホマシティ・サンダーは守備で勝つチームです。デンバー戦では3ポイントを43本中11本しか決められませんでしたが、ターンオーバーを22回奪い、スティール12本、ブロック9本を記録して余裕を持って勝ちました。クリッパーズは3ポイントの本数、フリースロー獲得、そしてベンチからのロペスの得点で試合に食らいつきます。一方でボールを失うことが敗因になります。サクラメント戦では18回、レイカーズ戦では25回のターンオーバーを犯し、ガーランドだけで9回もボールを失いました。どちらの試合も、今回と同じロスターで臨んでいます。
注目のマッチアップはガーランド対ウォレス、その後ろに控えるカルーソとシャイ・ギルジェラス-アレクサンダーのボールへのプレッシャーです。ヘルプを罰する2人目の司令塔がいないため、サンダーはガーランドに守備を集中できます。ガーランドは得点するでしょうが、レイカーズとキングスはこのチームほどターンオーバーを誘発する力がありません。サンダーのターンオーバーも12回と14回に抑えられており、クリッパーズのプレッシャーではこの差を埋められません。リバウンド争いでは、ホルムグレンが平均17リバウンド、4ブロックを記録しており、クリッパーズはここまでの2試合ともリバウンド数で負けています。
休養の差も影響します。サンダーは3日近くの休みを挟み、全員が健康な状態で臨みます。クリッパーズは休養が少ない中で東へ移動しました。レイカーズ戦で25回のターンオーバーを犯したときと同じ条件です。サンダーはデンバー戦で13人を起用した一方、クリッパーズはレイカーズ戦で9人ローテーションでした。
ルー監督がターンオーバーを減らすよう求めているため、クリッパーズは慎重な入りになると見ています。ガーランドの3ポイントで第1クォーターは接戦になる可能性があります。ただ、第2、第3クォーターにガーランドが休み、ワグラーとサンダースがカルーソやミッチェルを相手にボールを運ぶ時間帯に、リードが広がるはずです。層の厚いサンダーに対し、クリッパーズは疲れも出てきます。サンダーは翌日も試合があるため、大差がつけば終盤に主力を休ませるかもしれません。それでもサンダーの控え選手もターンオーバーを誘発できますし、昨季の直接対決3試合はいずれも、今回より戦力の整ったクリッパーズを相手に大差で勝っています。こうした理由から、オクラホマシティ・サンダーが大差で勝つと予想します。