首位攻防戦となるこの一戦の焦点は、ファウルをめったに犯さない仙台のディフェンスに対し、アルバルクのドライブからファウルを誘うオフェンスが通用するかどうかの1点に尽きます。アルバルクはフリースローを最大の得点源としていますが、データ上、仙台は相手に最もフリースローを与えないチームです。さらに、アルバルクは高雄でのナイトゲームから中1日(2日後)での移動となる一方、仙台はホームで中4日(5日間)の休養を取っています。試合展開としては、終盤までもつれる接戦が予想されます。
アルバルクの得点力における強みはフリースローにあります。直近8試合では平均約25本のアテンプトを獲得し、相手には約16本しか許していません。勝利した試合では22〜34本のフリースローを放ちました。逆にホームでのリーグ戦2敗(三河戦と茨城戦)は、まさにそのフリースローへのルートを封じられた試合でした(12本と20本)。
仙台のディフェンスは、まさにそのルートを断ち切れるタイプです。直近8試合で相手に許したフリースローは平均14本未満で、その中にはリバウンドの強いサンロッカーズ戦も含まれています。また仙台は直近10試合の平均失点が約78点にとどまっており、対戦相手も中位から上位のチームが中心でした。アルバルクの平均95点という攻撃力は主に守備の緩いチーム相手に稼いだもので、茨城、三河、台南相手には66〜85点に抑えられています。
注目のマッチアップは、規律ある仙台の外郭ディフェンスに切り込むジャローとキオンテ・ジョンソン、そしてブースとレイマンという仙台のストレッチ型フロントコートに対するロシターをはじめとするアルバルクのインサイド陣です。リバウンド争い(ゴール下)はアルバルクにとって最も優位に立てる要素です。一方の仙台は1試合に30〜38本の3ポイントを放ち、カルバーがチャンスメイクを担います。
ラインナップについて、アルバルクはオルブリッチが依然として離脱中です。ジョンソンは高雄戦を欠場したためフレッシュな状態のはずです。ジャローとロシターはその高雄戦で帰国フライトの直前にそれぞれ約30分出場してチームを引っ張りました。対する仙台は前節フルメンバーが出場しています。
試合はいつもの第1クォーター通りアルバルクが好スタートを切り、仙台もアルバルクをフリースローラインに立たせない限り食らいつくと見ています。勝負の分かれ目は第3、第4クォーターで、仙台の放つ大量の3ポイントに対し、約48時間で2試合目となるアルバルクのローテーションが耐えられるかが焦点です。台南戦でのアルバルクは第3クォーター終了時点でリードしていたものの、第4クォーターに14点差をつけられて敗れました。
こうした理由から、私はホームの仙台の勝利を支持します。