【26-27 NBA】オクラホマシティ・サンダー vs ワシントン・ウィザーズ 分析プレビュー 試合開始:11月8日 10:00(日本時間)
オクラホマシティ・サンダーは主力を複数欠きながらも、7勝2敗を記録しています。ワシントン・ウィザーズ戦では、トレイ・ヤングを起点とする攻撃と、第2クォーターの控え選手同士の対決が重要になります。
1. 試合概要と両チームの状況
オクラホマシティ・サンダーが昨季記録した64勝を、今季の戦力にそのまま当てはめることはできません。チェット・ホルムグレン、ジェイレン・ウィリアムズ、ケイソン・ウォレスが欠場し、得点とゴール下の守備を担う組み合わせが変わっています。ジェイレン・ウィリアムズに代わって先発するアジェイ・ミッチェルは、メンフィス・グリズリーズ戦でドライブとジャンプシュートから35得点を挙げました。アイザイア・ハルテンシュタインは9試合でリバウンドを87本記録しています。マーク・デイグノー監督は、ゴール下のサイズが必要だったクリーブランド・キャバリアーズ戦では新人のアデイ・マラを先発起用し、メンフィス・グリズリーズ戦ではジャレッド・マケインを先発させました。欠場者の穴を毎回同じ形で埋めているわけではありません。
最近の勝利も、点差の背景を分けて見る必要があります。クリーブランド・キャバリアーズとの2試合では、3点差をフリースローで埋めましたが、どちらも終盤に追い上げられました。メンフィス・グリズリーズに31点差で勝った試合では、相手のフィールドゴール不調も大きく影響しました。その試合で今日も注目したいのは、相手のターンオーバー18本を30得点につなげた守備です(カナダTSN、11月7日)。
ワシントン・ウィザーズはトレイ・ヤングのパスから攻撃を組み立て、アンソニー・デイビスとカイショーン・ジョージがフィニッシュします。ただ、デイビスを欠いた前日のアトランタ・ホークス戦では、ディアンドレ・エイトンが先発センターを務め、相手のゴール下への侵入やオフェンスリバウンドを抑えるのに苦労しました(ブルワーズ・フォーエバー、11月7日)。デイビスが出場した11月5日の試合でもリバウンドは41対57で劣勢だったため、復帰だけでこの弱点が解消されるわけではありません。AP通信によると、デイビスの状態は日々判断されています(11月7日)。
両チームとも連戦ですが、前日の起用方法は異なりました。オクラホマシティ・サンダーは11人を起用し、主力で31分を超えた選手はいませんでした。ワシントン・ウィザーズは9人で戦い、ジョージは39分15秒、ヤングは36分59秒プレーした後、夜間便で移動しました(SBネーション、11月7日)。ブライアン・キーフ監督が今日も主力を長く起用するなら、その選手たちはオクラホマシティ・サンダーの控え選手たちとも対戦しなければなりません。
2. マッチアップ分析
最初の注目点は、ヤングのボール運びとオクラホマシティ・サンダーの守備です。ヤングは今季9試合で86アシストを記録し、ワシントン・ウィザーズの攻撃の起点になっています。オクラホマシティ・サンダーは同期間、相手から1試合平均15.0個のターンオーバーを奪いました。ギルジャス=アレクサンダー、ミッチェル、アレックス・カルーソらを交代で起用し、ヤングのボール運びやパスコースに圧力をかけられます。ヤングがボールを守れば、デイビスとジョージにシュート機会が回りますが、パスを奪われれば、ワシントン・ウィザーズはシュートを打つ前に攻撃機会を失います。
2つ目の対決はゴール下とリバウンドです。デイビスが出場すれば、ブロックとフリースロー獲得がオクラホマシティ・サンダーのドライブに対抗する手段になります。デイグノー監督もマラを起用し、ゴール下のサイズを補えます。デイビスが欠場する場合は、エイトンが先発センターを務めたアトランタ・ホークス戦のように、ドライブとオフェンスリバウンドへの対応が重要になります。ただし、オクラホマシティ・サンダーのジェイリン・ウィリアムズも直近2試合を欠場し、今日も欠場する見込みだと報じられています(AP通信、11月7日)。ハルテンシュタインが休んでいる時間帯には、ワシントン・ウィザーズにもリバウンドを取り返すチャンスがあります。
この対決は第2クォーターの戦いにもつながります。オクラホマシティ・サンダーは直近のメンフィス・グリズリーズ戦とクリーブランド・キャバリアーズとのアウェー戦で、第2クォーターをそれぞれ36対21、33対18で上回りました。ワシントン・ウィザーズはアトランタ・ホークスとの2試合とも、同じクォーターに相手の控え選手を含む連続得点を許しました。キーフ監督がヤングとジョージを長く起用して持ちこたえようとすれば、後半の出場時間が増えます。2人を休ませれば、オクラホマシティ・サンダーの層の厚いベンチと向き合うことになります。
3. 最終判断と結論
オクラホマシティ・サンダーがリバウンドとターンオーバーで攻撃機会を増やし、第2クォーターのベンチ中心の時間帯から点差を広げる展開を予想します。ワシントン・ウィザーズは第3クォーターに追い上げる可能性がありますが、前日に長時間プレーした主力が、夜間の移動後に再びその役割を担わなければなりません。デイビスが欠場すれば、ゴール下への侵入やオフェンスリバウンドがホームチームの得点につながる可能性が高まります。出場する場合は、ブロックやフリースロー獲得で点差を縮める余地が生まれます。ただ、デイビスが26得点を挙げた試合でも、ワシントン・ウィザーズのリバウンド劣勢は残りました(データセンター)。
オクラホマシティ・サンダー優勢と大きな点差を見込む市場の見方に賛成です。その根拠は昨季の成績やメンフィス・グリズリーズ戦の大勝ではなく、現在の欠場状況でも続いているターンオーバー誘発と、前日の両チームの出場時間の差に置いています。両チームの合計得点も高めになると見ます。ワシントン・ウィザーズのターンオーバーからの得点やゴール下でのセカンドチャンスがホームチームの得点を伸ばし、アウェーチームもフリースローと後半の主力起用で得点を重ねられるでしょう。見通しを最も大きく左右するのはデイビスの出場です。右足首の負傷で前日は欠場しており、今日の出場可否はまだ決まっていません(AP通信、11月7日)。
【最終結論・マーケット別・ベットマンの発売基準】 勝敗:勝 — リバウンドとターンオーバーから生まれる攻撃機会の差に加え、アウェーチームの主力が連戦で長時間プレーする負担もホームチームに有利です。 ハンデ -11.5:勝 — 第2クォーターのベンチ中心の時間帯に広がった点差を、連戦2日目に主力へ頼るワシントン・ウィザーズが後半に取り戻すのは難しいでしょう。 合計得点 220.5:オーバー — ターンオーバー後の速攻、オフェンスリバウンド、ゴール下への侵入がそのままホームチームの得点を増やし、アウェーチームもフリースローで得点を重ねます。