オリンピック・リヨン対アンジェは、本格的なストライカー不在でも、ホームでの「前半から脅威を作る」形が続くかがポイントです。相手は5バックでボールを手放し、前半に崩れやすい傾向があります。アンジェは最も頼れる前線の拠点が欠場で、リヨンが少しでも緩んだところを突く力は限られます。アトランタでは、一方が守るものを失い、もう一方は勝利しか使えない状況です。この組み合わせは、前半よりも後半の展開に大きく影響するはずです。
リヨンはホーム5試合のうち4試合で前半をリードし、全試合で1.50以上のxGを記録しました。ボールを持たなくても成り立っていて、レンヌ戦はポゼッション45%で3.13xGでした。オペンダ、シュルク、アンベールが欠場し、ヌアマが中央に動くと伝えられています。最も近い例はホームでのパレス戦で、ゼロトップ気味の布陣でも2.05xGを記録し、2-0で前半を折り返しました。リヨンのホームでのリーグ戦得点の半分は、直前の2つのプレーにオペンダもシュルクも絡んでいません。
残るルートは、キアテンガ側へのアテカメの攻め上がり、デュランビルと中村のボール運び、トリゾとテスマンの遅れて入る動き、そしてニアカテとバッヘルのセットプレーです。アンジェはリーグ8試合のうち5試合で前半に失点しています。ルフォールとカマラが戻ったロリアン戦は0.54xGに抑えましたが、10月より前は、この2人が揃っていても1試合1.02から1.81xGを許していました。
逆サイドでは、アンジェはスバイの持ち運びとファン・デン・ボーメンのボール供給が頼りです。エル・ウアザニはロリアン戦の序盤に負傷交代し、アンジェはその試合を0.26xGで終えました。私は、リヨンが前半のうちか、その直後にリードを奪い、その後は引いて、ニースやパレスとの試合のように終盤に押し込まれる時間帯を招くと見ています。僅差の勝利がよく合うので、リヨンの勝利に賭けます。
アトランタでは、コロンバスの勝利でトロントにとって引き分けは意味がなくなり、どこかで攻めに出るしかありません。ここが重要なのは、トロントが2つの顔を持つチームだからです。レッドブルズ戦で引いて構えた試合は0.60xGでしたが、追う展開では2.86と2.51でした。後半は前半よりずっと大きく、コロンバス戦は0.47のあと2.38、DC戦は0.13のあと1.38でした。
すでに敗退が決まり、本拠地最終戦となるアトランタも、同じ時間帯に失点します。シンシナティは前半の0.40xGから後半は1.49xGに、シカゴは0.28から1.49になり、オヨスのビルドアップのミスも響きました。サージェントの運動量は、この弱点にまっすぐ向かいます。アルミロンとミランチュクがエンボロにつなぐ形とセットプレーは、ジマーマンとフランクリンを欠くトロントの守備と噛み合います。ただ、アトランタもDFのミハイを欠いています。
アトランタの直近ホーム5試合は合計22ゴールで、どの試合も4点以上入っています。ラリアが求めたとおり前半は堅い展開になるかもしれませんが、静かな立ち上がりで見立ては変わりません。シンシナティ戦も前半はスコアレスでしたが、最終的に1-3で終わりました。60分で同点なら、トロントは攻撃の選手を足し、アトランタが先に決めればカウンターの場面が増えます。だから、この試合は多得点を予想します。