【26-27 イングランド・プレミアリーグ】ニューカッスル対エヴァートン 試合分析・プレビュー キックオフ:11月3日 05:00(日本時間)
エヴァートンはリーグカップでニューカッスルに3-1で勝ちました。ただ、今回はセント・ジェームズ・パークでの一戦です。ニューカッスルは、カップ戦でベンチスタートだった選手たちを先発起用するとみられます。
1. 試合概要と両チームの状況
ニューカッスルはマティアス・ヤイスレ監督の就任後、ブルーノ・ギマランイス、トナーリ、ゴードンの離脱を受けてチームを再編しています(TNTスポーツ、11月1日)。今節はヨアン・ウィサが最前線に入り、ジョエリントンが中盤で先発すると予想されています(ロトワイヤー、10月30日)。2人はエヴァートンとのリーグカップ戦では後半開始から出場しました。ヤイスレ監督はクリスタル・パレス戦でもハーフタイムに攻撃的なプレーを求め、後半の2得点で勝利しています(ゴール・ドットコム、10月29日)。一方、直近の公式戦10試合で前半をリードされた5試合は、1分け4敗でした。後半の修正が奏功した試合だけでなく、ビハインドを覆せなかった結果も考慮する必要があります。
右サイドのジェイコブ・マーフィーとアマル・デディッチは、クリスタル・パレス戦の2得点の起点になりました。一方、デディッチはリーグカップ戦でタリック・ジョージのプレスを受けてボールを失い、そのプレーからエヴァートンの先制点が生まれています。ヤイスレ監督は、あの場面ではボールをクリアすべきだったと話しました(ライブスコア、リーグカップ戦後)。ニューカッスルが同じサイドから攻め続けるなら、前に出たデディッチの背後を中盤がカバーする必要があります。足首を負傷したウィリアム・オスラは、出場がかなり不透明です(フットボール365、11月1日)。ウィサが先発する場合、オスラの不在が響くのは主に後半の前線交代要員でしょう。
エヴァートンのリーグカップ戦での3得点は、プレスでボールを奪って素早く前進したところから生まれました。ただ、直近のリーグ戦ではアーセナルとチェルシーに先制され、どちらの試合も無得点に終わっています。モイーズ監督もアーセナル戦について、追いかける展開で攻撃が足りなかったと振り返りました(スカイスポーツ)。ジェームズ・ガーナーとバリーは再び先発すると予想されていますが、得点とアシストを記録したヘイデン・ハックニーの先発については見方が分かれています(TNTスポーツ、11月1日・フットボール365、11月1日)。ジェラッド・ブランスウェイトも復帰する可能性があります。ただし、モイーズ監督が回復を見込んでいるという発言だけでは、出場時間まで保証されたわけではありません(エヴァートン公式、10月30日)。
2. マッチアップ分析
最初の注目点は、マーフィーとデディッチがエヴァートン左サイドのジョージ、ヴィタリー・ミコレンコとどう対峙するかです。マーフィーがボールをキープしてデディッチの攻め上がりを支えれば、ニューカッスルはクリスタル・パレス戦のように右からゴール前へボールを送り込めます。反対に、デディッチが自陣でプレスを受けてボールを失えば、エヴァートンはカップ戦のように素早く前進してシュートまで持ち込めるでしょう。ミコレンコも出場が不透明です(TNTスポーツ、11月1日)。エヴァートンがこのポジションに誰を起用するかで、直接対峙する相手も変わってきます。
2つ目は、ウィサへのクロスをエヴァートンのセンターバックがどこで処理するかです。ニューカッスルはリーグカップ戦でシュート28本を放ちながら、得点は1点にとどまりました。ジョーダン・ピックフォードは8本のセーブを記録しています。ウィサが最初からゴール前にいればクロスの受け手が変わりますが、ブランスウェイトが復帰すれば、ジェームズ・ターコウスキーとともに先にボールを処理できる可能性があります。ニューカッスルには、ダン・バーンの終盤のヘディングのようなセットプレーからの得点ルートもあります。エヴァートンはアーセナル戦とチェルシー戦で、セットプレー後のこぼれ球を処理できず失点しました。
エヴァートンがボールを奪った後は、ガーナーの縦パスとバリーの動きをニコ・ゴンサレス、ジョエリントンが封じられるかが鍵です。ジョエリントンの先発が予想される今回は、カップ戦の前半とは条件が異なります。ただ、ニューカッスルのサイドバックが前に出続ければ、中盤2人がカバーすべきスペースも広がります。ニューカッスルが先行した場合、エヴァートンはアーセナル戦やチェルシー戦のように前へ出て攻める必要があります。エヴァートンが先制した場合は、ニューカッスルが攻撃の人数を増やす一方で、カップ戦で失点につながったトランジションにも警戒しなければなりません。
3. 最終判断と結論
私たちは、ウィサとジョエリントンの先発復帰を生かし、ニューカッスルがホームで勝つと予想します。ジョエリントンがエヴァートンの前進を抑え、ウィサがクロスを受けられれば、カップ戦前半とは違う展開になるでしょう。ただし、デディッチの攻め上がりはホームチームの得点ルートである一方、エヴァートンがジョージのプレスとガーナーのパスで狙えるポイントでもあります。エヴァートンも得点する展開となり、勝負は1点差にとどまる可能性が高いです。
市場はホーム開催と、今季リーグ戦のエヴァートンのアウェー未勝利を踏まえ、ニューカッスルをわずかに優勢と見ています(TNTスポーツ、11月1日)。勝敗の予想には同意しますが、点差を縮める鍵はエヴァートンの守備よりもトランジションからの攻撃だと考えます。オスラの出場がかなり不透明なため、ニューカッスルは後半に前線の選択肢が限られます(フットボール365、11月1日)。予想が変わる条件は、ニューカッスルがデディッチの攻め上がりを抑えることです。そうなれば、エヴァートンのカウンター機会とホームチームの右サイドからのクロスがともに減る可能性があります。
【最終結論・マーケット別・ベットマンの発売基準】 試合結果:勝ち — ウィサとジョエリントンが先発に戻るホーム戦では、右サイドからのクロスやセットプレーで作る得点機会がエヴァートンのトランジション攻撃を上回ります。 ハンデ -1:引き分け — ホームチームが勝っても、サイドバックの攻め上がりの背後にエヴァートンのカウンターの道が残り、1点差で終わる展開です。 ハンデ -2:負け — ホームの勝利は1点差と見ており、2点差以上に広がる展開ではありません。 オーバー/アンダー 2.5:オーバー — ウィサやバーンのゴール前での得点ルートにエヴァートンのカウンターからの得点が加わり、両チームが得点する展開を予想します。