【26-27 AFCチャンピオンズリーグ リーグフェーズ】アル・ワスル vs アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ 分析プレビュー キックオフ:11月3日 01:00(日本時間)
アル・ワスルは約10日間の休養を経て、アジア大会で初の勝ち点獲得を目指します。アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤは監督交代後に失点を減らしてきましたが、直近のリーグ戦では無得点でした。
1. 試合概要と両チームの現状
アル・ワスルは直近の公式戦10試合で7勝1分け2敗ですが、2敗はいずれもアジア大会で喫したものです。国内大会での勝利と、アジア大会2試合での5失点は分けて考える必要があります。アル・アハリ・サウジ戦ではコーナーキックからヘディングで失点し、右サイドから切り込んで放たれた左足のシュートにも十分に対応できませんでした。終盤のフリーキックでは、守備陣の背後に落ちたボールを相手に決められています。この試合でアル・ワスルも15本のシュートを放ちましたが、枠内シュートは2本にとどまりました。
ルイ・ビトーリア監督はこの試合の後半にセンターバックを交代させ、続くカップ戦ではイヴコビッチを先発起用しました(ワイススコアーズ、10月22日)。休養期間中は守備や技術面のミスを修正し、体力を高めるトレーニングを行ったと報じられています(エマラート・アル・ヨウム、11月2日)。アル・ワスルの攻撃では、メフディ・タレミのゴール前での動き、ペドロ・マルヘイロのミドルシュート、プエルタスのパスが武器になります。これらが枠内シュートにつながるか、セットプレーの守備が改善しているかを合わせて見たいところです。10月22日以降試合がなく、休養は体力面でプラスになりそうですが、立ち上がりの試合勘はまた別の問題です(エミレーツ24、11月2日)。
アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤは、9月にラシード・ジャービル監督が就任してからの公式戦6試合で2勝2分け2敗、5得点5失点です(シャファク、9月18日に就任を発表)。5失点のうち4点はアル・アイン戦の前半に喫し、残りの5試合では1失点しかありません。一方、直近のリーグ戦3試合はいずれも無得点です。パフタコール戦の1-0勝利は、シュート数で相手を下回りながらも、セットプレーからのヘディングでの落としとゴール前でのフィニッシュでつかみました。モハメド・ジャワードは筋肉系の負傷で欠場し、サード・アル・ロサンも負傷しているとのウルトラ・イラクの報道がありますが、掲載日が不明なため、両選手の今回の欠場は可能性として見ておくべきです。ジャワードが出られなければ、数少ない得点機を決める選択肢が減ります。
2. マッチアップ分析
アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤはゾーンディフェンスを保ち、カウンターを狙うとの見方があります(アル・ムラキブ、掲載日不明)。そうなればアル・ワスルはボールを長く保持するだけでなく、守備の間にパスを通し、ゴールに向かうシュートを作る必要があります。パフタコール戦で相手のシュートを7本に抑えた守備を再現されれば、アル・ワスルは10月13日の試合のように、シュート数の割に枠内シュートが少なくなるかもしれません。マルヘイロのペナルティーエリア外からのシュートや、プエルタスのパスが相手守備の対応を変えられるかが鍵です。
反対側のポイントはセットプレーです。アル・ワスルはアジア大会でコーナーキックとフリーキックの後に失点し、アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤはアシュラフ・ブードラマのヘディングでの落としをサード・アブドゥルアミールが決めて勝利しました。アル・ワスルがサイドバックを前に出せば、相手にはその背後をカウンターで突くスペースも生まれます。ただし、ジャワードの出場は不透明で、そのスペースを別の選手が実際に突いた場面も示されていません。相手の得点機会を確実な戦術パターンと見なせない理由です。
アル・ワスルが先制すれば、相手は守備位置を上げる必要があります。ジャービル監督の下で得点が少なかったチームが追いかけるために前に出ると、アル・アイン戦の前半のように守備の間隔を保てなくなる恐れがあります。逆に0-0のまま後半まで進めば、相手はゾーンディフェンスを続けられ、アル・ワスルにとってはアジア大会で露呈した決定力の問題が再び重要になります。
3. 最終予想と結論
アル・ワスルが2点差以上で勝ち、アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤは無得点に終わると予想します。相手のゾーンディフェンスには粘れる根拠がありますが、リードを許した後に追いつく得点パターンは限られています。アル・ワスルはマルヘイロのシュート、プエルタスのパス、タレミのゴール前での動きで、低い守備ブロックを崩せるでしょう。ただし、アル・ワスルもアジア大会では決定力が振るわなかったため、大量得点までは見込みません。
市場はアル・ワスルのホームゲームと長い休養、相手の過密日程、直近の無得点を踏まえて大差を予想しています。勝敗の方向は市場と同じですが、相手がリードしている、あるいは同点を保っているときの守備記録だけで、試合全体の点差を小さく見ることはしません。先制点を許して前に出ざるを得ない状況も考えると、アル・ワスルの追加点の機会は増えます。ただし、アル・ワスルの初シュートが枠内に飛ぶのが遅れ、後半まで0-0が続くなら、相手の守備プランが機能し、大差の予想は弱まります。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売内容】 試合結果:勝ち — 相手の勝ち筋は60分以降の一場面に頼る一方、アル・ワスルには密集した守備を崩す手段が複数あり、約10日間の休養もあります。 ハンデ -1:勝ち — 失点するまでは機能するゾーンディフェンスが崩れれば、追い上げる手段が乏しい相手はラインを上げ、守備の間隔を失う可能性が高いです。 アンダー 3.5:アンダー — 得点の大半はアル・ワスルから生まれる見込みで、決定力の問題も残っています。相手の得点が加わらなければ、合計4ゴールには届きにくいでしょう。