韓国バスケットボールの2試合は、主力ビッグマンが抜けた後のインサイドをどう埋めるかが焦点です。KBLでは、今季の成績を支えてきたセンターが負傷し、代役を担う選手たちは一緒にプレーしたのがまだ1試合だけです。WKBLでは、サムスン・ブルー・ミンクス 女子が引退でインサイドのスターを失い、スピードと3ポイントシュートを軸にチームを作り直しています。両カードとも、順位表や昨季の対戦成績だけでは、今のチームの実力は測れません。
まずは大邱韓国ガス公社ペガサス対安養正官庄です。安養正官庄はボールを大切にし、ガード陣の層の厚さを生かして6勝4敗まで伸ばしました。ターンオーバーは1試合平均約8回に抑え、相手からは約13回奪っています。ただ、6勝すべてにジョン・ムーニーが出場しており、彼がいない試合は0勝3敗です。得点力は保てていますが、守備は崩れ、84、95、92失点と苦しみました。監督も、ムーニーと築いた2人で守る連携を作り直す必要があると話しています。
注目のマッチアップは、アルマとラトリフ対トーマスとリードです。トーマスは身長200cm、リードは195cmです。10月の対戦ではムーニーが17リバウンドを奪い、安養正官庄がリバウンド数で40対28と上回りました。その存在がいなくなった一方、大邱韓国ガス公社ペガサスは直近2試合でリバウンド数をそれぞれ18本、15本上回っています。ただし、相手はいずれも主力を欠いていました。トーマスは膝の骨挫傷から復帰してまだ1試合で、出場時間は約30分でした。彼がベンチに下がる時間帯には、サイズの差が出てくるはずです。安養正官庄にとっての対抗策は、ガード陣を入れ替えながらベランゲルを抑えることです。大邱韓国ガス公社ペガサスは、他の韓国人選手の得点が安定しません。
第1クォーターは接戦となり、第2、第3クォーターが大邱韓国ガス公社ペガサスにとって、オフェンスリバウンドから差をつける好機になりそうです。終盤はホームのベランゲルとアルマ、そして安養正官庄のガード陣が競り合う展開を予想します。安養正官庄は直近2試合とも2点差で決着しており、1ポゼッション差の結末も十分考えられます。ここは大邱韓国ガス公社ペガサスを支持します。大勝を求めるより、僅差での勝利をカバーする形で見ます。
次はサムスン・ブルー・ミンクス 女子対ハナ銀行 女子です。サムスンはペ・ヘユンとキム・ダンビが引退し、ユン・イェビンはKBに移籍しました。トレードで加入したフォワードのイ・ダヨンも、8月に足の手術を受けています。ハ監督によると、イ・ヘランは成長していますが、ペのように味方の得点機を作る力はまだありません。そのため、素早くシュートを打ち、3ポイントを少なくとも30本狙う方針です。ただ、昨季は3ポイント成功数がリーグ最下位の1試合平均4.6本、成功率も24.7%でした。10月の大学チームとの試合では3ポイントを23本決めましたが、その後BNK戦では56得点にとどまっています。
ハナ銀行 女子はチン・アンとヤン・インヨンを起用し、まさにその弱点を突けます。私たちが確認した情報では、ペに代わる選手は直接獲得していません。カップ戦ではBNKがリバウンド数でサムスンを38対24と圧倒しました。サキは内外で攻められるハナ銀行 女子の第一の選択肢となり、監督は昨季終盤に短いローテーションで選手が消耗した反省から、10人で出場時間を分ける方針です。サムスンはイ・ヘランが相手の2人目のビッグマンに向かってドライブする形と、ホーム開幕戦の勢いで応じます。その勢いは序盤に最も出るでしょう。
第2、第3クォーターが勝負を分けそうです。サムスンのロングシュートが外れれば、ハナ銀行 女子のリバウンダーに好機が生まれ、選手層の厚さも終盤に生きてくるでしょう。ここはハナ銀行 女子のアウェー勝利を予想します。