この2試合はいずれもポゼッションの奪い合いですが、両チームが追加の攻撃機会を得る方法は大きく異なります。フェニックス・サンズはロスターにリバウンドの弱点を抱えており、3つのポジションからそこを突けるチームと対戦します。安養正官庄と水原KTソニックブームはほぼ正反対のチームです。スティールと守備を武器にするチームと、サイズとセカンドチャンスに強みを持つチームの対戦です。どちらの試合も、どんなポゼッションがより価値を生むかが鍵になります。
フェニックス・サンズ対デンバー・ナゲッツはリバウンドが焦点です。フェニックスはポートランド戦でリバウンド数39対56と大きく負け、ゴールデンステイトにはオフェンスリバウンドを19本許し、オクラホマシティ戦でも38対48でリバウンドを奪われました。3チームが同じ弱点を突いています。ウィリアムズは9月の手術以降欠場が続き、マルアチはその穴を埋められていません。フォワードのブリッジズとブルックスもリバウンドを締め切れていません。イグダロは復帰が見込まれますが、ポートランド戦の一部に出場した時点でも、この弱点は残っていました。
この前線に対するのは、ヨキッチにゴードン、ブラジル、バグリー IIIを加えた顔ぶれです。ヨキッチを止められると実証された選手はおらず、彼のパスはセカンドチャンスを質の高いシュートにつなげます。ボールの扱いはほぼ互角で、両チームともターンオーバーは約15回、相手から奪うのは約17回です。両者の差が最も出るのはリバウンドでしょう。フェニックスの対抗策は、ブッカーとギレスピー、グッドウィン、ケナードらベンチのシューターによる3ポイントシュートの多さです。爆発力はありますが、シュートが入るかどうかに左右されます。一方、サンズは全試合で122失点以上を喫しています。
4日間の休養を経てフェニックスは活気ある立ち上がりを見せ、ヨキッチがベンチに下がる時間帯に最も良い流れを作ると見ています。中盤のクォーターではデンバーがセカンドチャンスを重ね、数ポゼッションのリードを築くでしょう。第4クォーターまで接戦が続く可能性も十分あります。それでも、デンバーの勝利に賭けます。
安養対KTはプレッシャーとサイズの勝負です。安養はガード陣がそろっており、リーグ最多のスティールを記録する一方、平均失点はわずか77.7点です。KTのターンオーバー数は相手のスティール数と連動する展開が続き、バスはリーグ最多のターンオーバーを記録しています。さらに負傷者が出て、バックコートの層も薄くなっています。KTは5連敗中で、平均91.8失点、相手から奪ったターンオーバーはわずか4.8回です。
KTがサイズで優位に立つのは確かです。バス、ポーター、ハ・ユンギ、ムン・ジョンヒョンがリバウンドを制するでしょう。ムーニーの長期離脱でその差はさらに広がります。初対戦ではKTがオフェンスリバウンドを20本奪い、シュート数で上回りました。最終的に20点差がついたのは、実際には3ポイントシュートの差によるものなので、あのスコアをそのまま今回に当てはめるつもりはありません。より大きな変化はトーマスです。安養はムーニー不在の2敗をいずれも外国籍選手1人で戦いましたが、今回はトーマスが出場時間を管理しながら復帰すると報じられています。
安養が序盤にリードし、KTが両外国籍選手を同時に起用する第2、第3クォーターに反撃。そして短いローテーションの中で、安養のガード陣がかけるプレッシャーが終盤の勝負を決める展開を予想します。KTの追加のシュート機会より、安養のスティールから生まれる得点と堅い守備のほうが価値は高いでしょう。安養のホーム勝利に賭けます。