ブリーラム・ユナイテッド対鹿島アントラーズは、オープンな展開というより、じっくりした試合になりそうです。ボールを握るのは鹿島でしょうが、厳しい夜間移動を経ての試合で、メンバーも一部入れ替わる見込みです。ブリーラム・ユナイテッドは新監督の下、5バックで深く構える可能性が高いです。どちらの攻撃も、この大会でこうした守備を相手に多くの得点を挙げた実績はありません。
ポイントは、ブリーラム・ユナイテッドが自力で作るチャンスの少なさです。AFCチャンピオンズリーグ リーグフェーズでの3試合では、期待得点が0.49、1.00、0.67でした。1得点あたりがほぼ限界と言えます。この試合で合計3得点に届くには、鹿島が3点を挙げるか、2-1で終わる必要があります。
鹿島が東南アジアで戦った唯一の類似した試合では、シュート10本、枠内シュート1本にとどまり、オウンゴールで1-0の勝利を収めました。浦項の5バックを相手にした試合も、前半はスコアレスで、3得点はいずれも69分以降でした。鹿島が深いブロックを崩すのに1時間かかるようなら、大量得点に届く時間はあまり残りません。
クラブはバンコク経由の遠征を「非常に厳しい」と表現し、コーチ陣も遠征に帯同した選手でやりくりすると話していました。鹿島はその3日後にFC東京とのアウェー戦も控えています。疲労でまず失われるのはプレスや裏への走り込みで、浦項戦で崩しにつながったのもまさにその部分でした。鹿島はセンターバックのキム・テヒョンを欠きますが、代わりに出た2人は浦項に枠内シュートを許しませんでした。
ブリーラム・ユナイテッドのGKエザリッジは、この大会でガンバ大阪戦に6本、ジョホール戦に7本のセーブを記録しました。どちらも深いブロックを敷いた試合です。ブリーラムの本当の脅威は、センターバックのマンチャを狙うセットプレーか、ビッソーリを走らせるカウンターでしょう。狙えるのは1点で、点の取り合いに持ち込む形ではありません。
前半は鹿島がボールを持ちながらも攻めあぐね、静かな展開になると見ています。得点が生まれるなら、鹿島が交代選手を投入する1時間以降の可能性が高そうです。ブリーラム・ユナイテッドのこの大会での3試合は合計得点が2、1、2で、鹿島のアウェー戦も1得点でした。こうした点から、私たちはロースコアの試合を予想します。