シント=トロイデン対SKブラン、モナコ対ノアシェランはいずれも、好調を維持する攻撃のホットラインが不安定な守備網とぶつかり合う構図です。直近の試合結果にはPKやオウンゴール、GKの好セーブなどが絡んでいるため、最終スコアとは切り離して攻撃の形を評価する必要があります。両カードに共通する最大の強みは、最初の攻撃が通ったあとも継続して決定機を作り出せる点にあります。
シント=トロイデンはソエル・ソエルからムブクへの連携が機能しており、連敗中もペナルティエリア内までボールを運び続けています。対するブランもソルトヴェットからホルムへの配球で応戦でき、モルデ戦で途中出場したマティセンも決勝点を演出しました。ブランのボックス内の守備は、ボール支配率が大きく異なる展開でも相手にチャンスを許しています。
シント=トロイデンはデ・ルーフェル暫定監督の初陣となり、守備の安定感を高めつつチャンスメイクの質を維持することを掲げています。前節負傷交代した高井幸大は出場が不透明ですが、すでに谷口彰悟が代役としてプレータイムを確保しています。ブランの公式メンバー発表では、前節早い時間帯に負傷交代したグズムンドソンが欠場となっていますが、その試合でもその後の得点パターンは機能していました。両チームともサイドの仕掛けや攻撃陣の交代カードによって、後半まで決定機が続くと見ています。そのため、シント=トロイデン対ブランの一戦はゴールが生まれる展開を予想しています。
モナコは欧州カップ戦でのブルナーの先制点や、パリFC戦でのヴァンデルソンのクロスに合わせたバログンのゴールに見られるように、前線への飛び出しが光っています。ノアシェランもリンドとアデルを擁しており、この2人の最近の連携は相手のファーストプレスを突破する有効なルートとなっています。前節はリードを奪われ逆転負けを喫したものの、数多くの決定機を創出していました。
ファティは前節すでに欠場しており、公式会見でも引き続きの欠場とバログンの欧州カップ戦登録が確認されました。一方のヤンセンは国内リーグには出場したものの、欧州カップ戦で退場処分を受けたため今節は出場停止と報じられています。それでも両チームには前線の飛び出しを生かせるパサーが残っており、直近の試合では得点直後の時間帯の試合運びに苦戦しています。そのため、モナコ対ノアシェランの一戦もゴールが生まれる展開を予想しています。