【26-27 NBA】ユタ・ジャズ vs ポートランド・トレイルブレイザーズ 分析・プレビュー 試合開始:11月1日 04:00(日本時間)
ユタ・ジャズがホームで、オフェンスリバウンドから得たチャンスを生かせるかがポイントです。ポートランド・トレイルブレイザーズはジャ・モラント不在で初戦を迎え、ガード陣とベンチの役割を組み直す必要があります。
1. 試合概要と両チームの状況
ユタ・ジャズはレギュラーシーズン5試合で1勝4敗ですが、ホームでの3敗はいずれも6点、5点、9点差でした。ロサンゼルス・レイカーズ戦ではオフェンスリバウンドで19対4と上回りながら、ターンオーバー17個を犯し、相手に3ポイントを20本決められて敗れました。追加の攻撃機会を作る力と、その機会を生かし切る力には差がありました。ウィル・ハーディ監督もサンアントニオ・スパーズ戦の後、オフェンスの遂行力を磨く必要があると話し、練習でターンオーバーに取り組むとの報道も出ています(Yahoo Sports、10月30日)。
ジャレン・ジャクソンJr.とユスフ・ヌルキッチは欠場します。ラウリ・マルカネンは手首の捻挫で出場が不透明です(Sports Illustrated、10月31日)。この3人全員が欠場したサンアントニオ・スパーズ戦では、ペイント内の得点で34対54と下回りました。キヨンテ・ジョージが31得点を挙げた一方、アイザイア・コリアーと合わせてターンオーバーを11個犯しました。ブライス・センサボーは終盤に同点シュートを決め、延長戦の最初の3ポイントも沈めました。ハーディ監督はその試合の終盤、ダリン・ピーターソンではなくセンサボーとコリアーを起用しました(Sports Illustrated、10月29日)。マルカネンが出場できなければ、ジョージがオフェンスを組み立てる負担はさらに大きくなります。
ポートランド・トレイルブレイザーズは4試合で3勝1敗です。1試合平均45.2本の3ポイントを試みるオフェンスは、ロサンゼルス・レイカーズ戦での136得点につながりましたが、メンフィス・グリズリーズ戦では49本中12本の成功にとどまり、21点差で敗れました。マイカ・ノリ監督は敗戦後、選手たちがボールを回すより個人で解決しようとしていたこと、ガード陣のボックスアウトも必要だと指摘しました(Sports Illustrated、10月30日)。モラントが欠場しても、デニ・アヴディヤとデイミアン・リラードがオフェンスの起点になれます。ただし、予想通りドリュー・ホリデーが先発に入れば、ロサンゼルス・レイカーズ戦で22得点を挙げたベンチの得点源が控えの時間帯から外れます。ユタ・ジャズは2日間休んでホームで戦う一方、ポートランド・トレイルブレイザーズは1日休んで敵地に乗り込みます。
2. マッチアップ分析
最初の焦点は、ノリ監督がジョージにどのような守備を仕掛けるかです。ポートランド・トレイルブレイザーズはロサンゼルス・レイカーズ戦の第4クォーター、ルカ・ドンチッチにボールを持たせないようにし、ボールを持てば2人で守りました(NBA Maniacs)。ジョージにも同じ守り方をすれば、ユタ・ジャズの他のボールハンドラーが素早くパスやシュートの機会を作る必要があります。サンアントニオ・スパーズ戦の延長では、ユタ・ジャズは強い守備を前にターンオーバーを4個犯し、相手に12連続得点を許しました。一方、ジョージに2人を向ければ、シュートを外した後のリバウンド対応でポートランド・トレイルブレイザーズにも負担がかかります。
そのリバウンドが2つ目の焦点です。ユタ・ジャズは1試合平均46.8本のリバウンドを記録し、相手を上回っています。ポートランド・トレイルブレイザーズは直近の試合で45対54とリバウンドで劣りました。ロバート・ウィリアムズ3世は出場が不透明なため、ドノバン・クリンガンが休む時間帯のゴール下の守備が重要です。その時間帯にジャクソン・ヘイズやモハメド・バンバがオフェンスリバウンドを取れれば、ユタ・ジャズは外角シュートの劣勢をセカンドチャンスで補えます。ノリ監督がガードにもボックスアウトを求めたのは、今日の相手の強みとも関係しています。
反対側では、ポートランド・トレイルブレイザーズの3ポイント試投数がユタ・ジャズの外角守備を試します。ユタ・ジャズは5試合で、相手に1試合平均13.8本の3ポイントを許しました。ポートランド・トレイルブレイザーズがジョージからターンオーバーを誘い、その後の攻撃で外角シュートを決めれば、第2、第3クォーターに点差を広げられます。ユタ・ジャズがボールを失わず、ベンチが出る時間帯にリバウンドと得点を取れれば、今季のホームゲームと同じように終盤まで競った展開になる可能性が高いです。
3. 最終予想と結論
私たちはポートランド・トレイルブレイザーズが僅差で勝つ可能性のほうが高いと見ています。ユタ・ジャズのベンチはサンアントニオ・スパーズ戦で規定時間を同点で終えるのに貢献しましたが、終盤のオフェンスはジョージに集中します。モラントが欠場しても、アウェーチームには得点とゲームメークを担うアヴディヤ、そして試合を締めくくるリラードが残っています。
市場はポートランド・トレイルブレイザーズの好スタートと、ユタ・ジャズのゴール下の欠場者を反映し、アウェーチームを優勢と見ています。勝敗の方向性には同意しますが、点差と両チームの得点は市場の評価より小さく見ています。ホリデーが先発に入れば、アウェーチームのベンチ得点は減り、ユタ・ジャズにはオフェンスリバウンドで接戦に持ち込む道があります。両チームとも主な得点源を欠く影響もあります。ただし、ポートランド・トレイルブレイザーズがロサンゼルス・レイカーズ戦のように3ポイントを半分近く決めれば、点差も得点も伸びる可能性があります。マルカネンが出場すれば、ジョージに集中する守備を分散させる得点源となり、ユタ・ジャズの勝つ可能性も高まります。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準】 勝敗:敗 — ジョージに偏るユタ・ジャズの終盤のオフェンスをノリ監督の2人がかりの守備で封じられる可能性があり、アヴディヤとリラードの試合を締める組み合わせも残っています ハンデ +6.5:勝 — 主力3人を欠いたスパーズ戦でも規定時間は同点(ベンチは+20)・ホリデー先発予想でアウェーのベンチ得点が減少・アウェーチームのスティールは7.5本で、ターンオーバー後の連続失点につながる展開は限られます アンダー 231.5:アンダー — 両チームの平均合計得点はジャクソンJr.とモラントが出場した試合の数字です。マルカネン不在で臨んだ2試合では、ユタ・ジャズの規定時間の得点は105点でした。得点が伸びる要因は、アウェーチームの3ポイント成功率と延長戦です