【26-27シーズン イングランド・チャンピオンシップ】ミドルズブラ vs チャールトン 分析プレビュー キックオフ:11月1日 00:00(日本時間)
首位ミドルズブラの右サイド攻撃と、チャールトンの左サイド守備が最大の焦点です。チャールトンが序盤をしのいだとしても、後半の交代が進む時間帯まで同じ守り方を続けられるかが重要になります。
1. 試合概要と両チームの状況
ミドルズブラは勝ち点25で首位に立ち、リーグ戦10試合負けなしです。キム・ヘルベリ監督の4-2-3-1では、アマリイ・コジア=デュベリーとカラム・ブリテンが右サイドからボールを前進させ、ライリー・マクグリーとウィル・ランクシャーがペナルティーエリア内で攻撃をつなぐ形が何度も見られました。ボルトン・ワンダラーズ戦の先制点はコジア=デュベリーの低いパスから生まれ、ストーク・シティ戦とカーディフ・シティ戦の得点にも右サイドの連係が関わっています。ランクシャーはリーグ戦12試合で11ゴールを記録しています(スポーツ・モール、10月29日)。相手がサイドを封じるために動けば、中央へ走り込める点が今日の強みです。
リーグ戦で負けていないからといって、守備が安定しているとは限りません。ミルウォール戦とカーディフ・シティ戦では、いずれも前半を0-2で終えながら追いつき、2-2で引き分けました。カーディフ・シティ戦では攻撃が途切れた後にカウンターを許し、ストーク・シティ戦ではボール処理のミスから失点しました。一方、ヘルベリ監督には交代で流れを変えられる選手がいます。カーディフ・シティ戦では後半から入ったランクシャーが2ゴールを挙げ、セバスティアン・ベーハルターはセットプレーを任せられます。ダビド・ストレレツも全体練習に復帰しましたが、出場するか、いつ投入されるかはまだ決まっていません(ヘイターズ、10月29日)。
チャールトンは勝ち点14で19位に沈み、リーグ戦9試合勝利がありません。直近のリーグ戦アウェー5試合は2分け3敗、得失点は4-12です。ネイサン・ジョーンズ監督は前節後、失点をあまりに簡単に許していると評しました(ヤフー・スポーツ、10月24日)。ノリッジ・シティ戦ではケイン・ラムゼイがパスを奪って先制点を生みましたが、その後はボール処理のミスやクロスへの対応で失点しました。一方、バーンリー戦ではコーナーキックと後半の交代選手から2ゴールを挙げて追いついています。低い位置で守ってカウンターを狙う展開が予想されますが、ミドルズブラを相手に長時間守りながらミスを減らす必要があります。両チームとも10月24日の試合から中7日で臨みます。
2. マッチアップ分析
最初の焦点は、コジア=デュベリーとブリテンの右サイド攻撃を、チャールトンの左サイドがどう抑えるかです。イバン・メシクがウイングバックとして前に出た後、その背後をブリテンが突けます。チャールトンの左センターバックがサイドに出てブリテンを止めれば、ランクシャーがセンターバックの間へ動く余地も生まれます。チャールトンがウイングバックを低い位置に置けば、そのスペースは狭まりますが、ミドルズブラには右サイドから攻め続ける時間を与えることになります。守備の人数を増やすだけでは、ペナルティーエリア手前でのボール処理まで解決できません。
もう一つの焦点は、チャールトンのカウンターとセットプレーに対するミドルズブラの守備への切り替えです。ミドルズブラはカーディフ・シティ戦で攻撃が途切れた後にカウンターから失点し、チャールトンはラムゼイのパスカットとバーンリー戦のコーナーキックから得点の形を作りました。ボールを奪った後、チャールトンがタイリース・キャンベルやカールトン・グラントへ素早くつなげば、前に出たミドルズブラの守備を突けます。ただし、キャンベルは9月上旬以降ゴールがなく、最後の局面で決めきれるかには不確かさがあります(ザ72、10月29日)。チャールトンが後半にビハインドを負って攻撃の人数を増やせば、ミドルズブラはマクグリーやランクシャー、交代で入る攻撃陣を使い、守備の背後を狙えるでしょう。
3. 最終判断と結論
市場がミドルズブラを高く評価している理由は、順位だけではありません。右サイドの攻撃パターンが繰り返し得点につながり、後半の交代も実際に試合の流れを変えています。チャールトンが低い位置で守れば序盤の失点を遅らせられますし、ミドルズブラのボール処理ミスから反撃のゴールを奪う可能性もあります。市場と見方が異なるのは、その反撃のゴールが試合の総得点を抑える根拠にはならない点です。ビハインドを負ったチャールトンが前に出れば、ミドルズブラの交代選手が守備の背後を突けるため、さらに得点が増える可能性があります。
チャールトンが前半を無失点で終え、セットプレーから先制した後も守備の陣形を保てれば、接戦になるでしょう。しかし、最近のアウェーでの守備とミドルズブラの後半の攻撃力を合わせて考えると、その戦い方を最後まで続けられる可能性は低そうです。ミドルズブラが右サイドの攻撃でチャールトンの守備を動かし、後半の交代でリードを広げる展開を予想します。チャールトンが1点を返したとしても、得点の多いミドルズブラが勝つと見ています。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準】 勝敗:勝ち — ミドルズブラの右サイド攻撃とランクシャーの走り込みが、チャールトンの左サイドと中央の守備を同時に揺さぶります。チャールトンの勝ち筋は、守備を保ち続けることに大きく依存しています。 ハンデ -1:勝ち — 失点後にチャールトンがラインを上げれば、ミドルズブラの交代選手が守備の背後のスペースを使い、2点差以上に広げる根拠があります。 オーバー/アンダー 3.5:オーバー — 後半にミドルズブラの得点が伸び、チャールトンもセットプレーかカウンターから1点を返す展開を見込み、合計4ゴール以上と予想します。