オーランド・マジックがトロントとの再戦で勝利をつかめたのは、ポゼッションの内容を大幅に整理できたからであり、これこそがボストン・セルティックス戦に向けて私が注目したいポイントです。マジックはターンオーバーが多発した初戦から一転、ミスを大幅に減らしてアウトサイドシュートの精度を大きく高めて白星を挙げました。一方、セルティックスの前戦の勝利は、3ポイントシュートの成功数が比較的少なかったものの、フリースローで大量に得点を重ねた形でした。オーランドは自らのシュートセレクションを改善できたとしても、ディフェンス面でまだやるべき課題が残っています。
対戦記録を振り返ると、オーランドはトロントとの初戦で20ターンオーバー、3ポイント10本成功にとどまったのに対し、再戦では13ターンオーバーに抑え、3ポイントを18本沈めました。対するボストンはシカゴ戦で125得点を挙げましたが、3ポイントは10本成功、フリースローは31本成功という内容でした。オフェンスの組み立て方が異なる両者だけに、この試合の焦点は、オーランドがボールを失わずに守りつつ、ボストンにフリースローラインへ何度も立たせないディフェンスができるかどうかにあります。単にスコアだけを見るのではなく、それぞれのポゼッションがどのように制されたのかを見極める必要があります。