【26-27 NBA】ロサンゼルス・レイカーズ vs トロント・ラプターズ 分析・プレビュー 試合開始:11月2日 11:00(日本時間)
ロサンゼルス・レイカーズは、先発陣が築いたリードをベンチが失った直近の試合を立て直したいところです。トロント・ラプターズはカワイ・レナードを欠く中、相手のターンオーバーを得点につなげる守備に期待しています。
1. 試合概要と両チームの状況
JJ・レディック監督のオフェンスはルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスが担います。ドンチッチは5試合で181得点、38アシスト、リーブスは6試合で143得点、32アシストを記録しました。直近のゴールデンステート・ウォリアーズ戦では、ドンチッチが第1クォーターに21得点を挙げ、38-15のリードを作りました。しかし、彼が休んだ第2クォーターはベンチ組が15-38と押され、前半を同点で終えました。ベンチの得点は7-50、リーブスはターンオーバーを8回犯しました。レディック監督はベンチ組の試合運びをもっと組織的にする必要があるとし、自身の責任も認めています(レイカーズ・ネーション、10月31日)。今日もドンチッチが休む時間帯のボール運びと守備が課題です。
トロント・ラプターズは左膝の腫れでレナードを欠きます。球団は治療とリハビリを行った後、状態を再評価すると発表しました(グローバル・ニュース、10月27日)。ダルコ・ラヤコビッチ監督は相手に応じて先発を決めており、レナードの代わりにはジャコビー・ウォルターが最近先発しています。攻撃の中心であるスコッティ・バーンズはオーランド・マジック戦でフィールドゴールを34本試投し、41得点を挙げました。一方、ミネソタ・ティンバーウルブズ戦ではペイントエリアに入れず、フィールドゴールを12本すべて外しました(ラプターズ・リパブリック、10月26日の試合報道)。今日の攻撃がうまくいくかは、バーンズが得点機会を作れる位置に入れるかが鍵です。
両チームとも翌日にも試合があります。ロサンゼルス・レイカーズではドンチッチが1試合あたり36分前後プレーし、トロント・ラプターズはベンチ選手の出場時間の割合がより大きいチームです。ロサンゼルス・レイカーズのジエール・ウィリアムズは出場が不透明です。レディック監督は直近7日間で5試合を戦う日程を踏まえ、慎重に状態を見極めていると話しました(ヤフー・スポーツ、11月1日)。主力の出場時間が変われば、両チームのベンチ同士が対戦する時間も変わります。
2. マッチアップ分析
最初の注目点は、ドンチッチとリーブスのボール運びに対するトロント・ラプターズのスティール守備です。トロント・ラプターズは5試合で1試合平均12.4スティールを記録し、相手に20.8回のターンオーバーを強いています。10月29日のオーランド・マジック戦では、15スティールで相手の攻撃を断ちました(ザ・スター、10月29日の試合報道)。トロント・ラプターズがドンチッチにヘルプを付ければ、リーブスとクエンティン・グライムズがパスを受けて攻撃を完結させる必要があります。ドンチッチが休む時間帯は、誰が相手のプレッシャーに耐えられるかがさらに重要です。ロサンゼルス・レイカーズはロサンゼルス・クリッパーズ戦で、グライムズとコリン・セクストンの得点をきっかけに16-0のランを作ったこともあり、ベンチが毎回押されるわけではありません。
次の注目点は、バーンズのペイントエリアへの侵入とウォーカー・ケスラーのリムプロテクトです。ケスラーは左手の指に添え木をしていますが、出場可能とされています(ヘビー、10月31日)。6試合で54リバウンドを記録しました。バーンズがケスラーの前でペイントエリアに入れなければ、トロント・ラプターズはヤコブ・ポートルのインサイド得点やアールジェイ・バレットのドライブに、より頼ることになります。直近のオーランド・マジック戦で、バレットはフィールドゴール10本中3本成功、ターンオーバー5回でした(スポーツ・イラストレイテッド、10月31日)。一方、ケスラーが休む時間帯はバーンズが別の守備陣を相手にするため、ラヤコビッチ監督がバーンズの出場時間をどう配分するかも重要です。
フリースローも、この2つのマッチアップに関わります。トロント・ラプターズは相手に1試合平均33.0本のフリースローを許し、ロサンゼルス・レイカーズはドンチッチとリーブスのドライブで1試合平均29.5本を獲得しています。トロント・ラプターズがプレッシャーからターンオーバーを奪っても、ドライブを止めきれずフリースローを与えれば、守備で得た攻撃機会の分だけ点差を縮めるのは難しくなります。
3. 最終判断と結論
ドンチッチとリーブスが出場している時間帯にロサンゼルス・レイカーズがリードを作り、接戦ではなく点差をつけて勝つと予想します。ケスラーは出場可能とされているため、バーンズのインサイド攻撃には強い守備が待ち受けています。トロント・ラプターズはスティールでドンチッチの休憩時間帯に食らいつける可能性がありますが、ロサンゼルス・レイカーズがドライブとフリースローで得る得点は、その損失を上回ると見ています。バーンズの得点が伸びず、ロサンゼルス・レイカーズもベンチの時間帯に攻撃が止まる可能性があるため、両チームの合計得点は少なめと予想します。
ホーム勝利という市場の見立てには同意します。ただし、点差は市場が想定する2ポゼッション分より広がり、合計得点は市場の中心値を下回ると見ています。その根拠は、レナードの欠場そのものよりも、ケスラーがバーンズのインサイドへの侵入を阻むマッチアップと、ロサンゼルス・レイカーズがフリースローを獲得する力です。見立てが変わる条件は、レディック監督が翌日の試合を考慮してドンチッチの出場時間を減らすことです。そうなれば、直近の試合でリードを守れなかったベンチ組がトロント・ラプターズのプレッシャー守備に対する時間が長くなります(レイカーズ・ネーション、10月31日)。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準】 勝敗:勝ち — ケスラーがバーンズのインサイドへの侵入を阻めば、トロント・ラプターズはアウトサイドの試投数が少なくなり、攻撃が停滞します。ドンチッチとリーブスのドライブは、トロント・ラプターズがフリースローを許す多さともかみ合います。 ハンデ -4.5:勝ち — バーンズのインサイドを封じることとフリースローの差(トロント・ラプターズが許す33.0本に対し、ロサンゼルス・レイカーズが獲得するのは29.5本)で点差が広がると見ます。点差を縮めるベンチの時間帯は12分前後で、終盤はバレットとクイックリーの仕上げに左右されます。 オーバー/アンダー 228.5:アンダー — トロント・ラプターズはケスラーの前でインサイド得点が減り、3ポイントシュートの試投も少ないため、得点の上限が低くなります。ロサンゼルス・レイカーズはスティール守備にターンオーバーを誘われて攻撃回数を失い、ベンチの時間帯にも得点が止まります。