この一戦では、中盤からの最初のパスと、クロスやコーナーのこぼれ球をどちらが拾うかがポイントです。フルミネンセは右サイドからの攻めに慣れており、パルメイラスは素早いボール奪取やセットプレーから好機を作れます。8月の対戦では、同じ試合の中で両チームの攻め筋が見られました。ボールを持つ時間だけでは、どちらがより決定機を作るかは判断しにくいでしょう。
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このシリーズはドジャー・スタジアムに移り、先発の顔合わせと同じくらい、最初の継投が勝負を左右しそうです。ミルウォーキー・ブルワーズは打席で粘り、コンタクトで走者をホームに返してきました。ロサンゼルス・ドジャースは特に右打者に長打力がありますが、最近は走者を出しても得点につなげられていません。先発投手のどちらが早く相手に球数を投げさせるか、そして中盤にブルペン勝負となったとき何が起きるかが鍵になりそうです。
今回のMLSの2試合はいずれも同じ構図となっています。ホームチームは攻撃陣が自在にチャンスを作り出す一方で、守備陣が許し続けている特定の失点パターンを、相手アウェイチームが唯一無二の得意パターンとして備えているという点です。マイアミでは、主力を欠くニューヨーク・シティの中盤に対し、20試合連続でゴールを挙げているインテル・マイアミCFの強力な前線3枚が立ち向かいます。一方でマイアミの最終ラインは、背後への一本のパスにあっさり破られ続けています。セントルイスでは、前がかりに攻めるホームの攻撃陣が再編されたバンクーバー・ホワイトキャップスの守備陣と対峙し、直近のホーム全試合で失点しているセントルイス・シティに対してバンクーバーの得意なセットプレーが襲いかかります。どちらの試合も1ゴールで決着がつくような展開には見えません。
この対戦のポイントは、両軍の先発左腕がどこまでゲームを作れるかにあります。ミルウォーキー・ブルワーズは複数の打者が機能してランナーを出し、着実に生還させられる打線を証明してきました。一方のロサンゼルス・ドジャースも選球眼に優れた打者が揃っており、ガサーに球数を投げさせることができるため、両チームとも最初の継投のタイミングが重要になります。そして終盤には、ブルワーズの確立された勝ちパターンと、ドジャースの起用可能な救援陣による第2の戦いが待っています。
どちらの試合も、一方のチームが最も頼りにする得点パターンが、相手の明確な弱点にぶつかります。リオでは、パルメイラスのセットプレーに対し、フルミネンセはコーナーを多く与えているうえ、ストライカー2人を欠きます。セントルイスでは、ホームチームの序盤の縦に速い攻撃に、控え選手中心で、数的不利のまま戦った疲れも残るバンクーバーの守備陣が立ちはだかります。どちらの試合も、私たちが対抗するチームにとって、得点への頼みのルートが手薄です。
ホームでの成績も順位もシカゴが上ですが、勝負の鍵を握る中盤で、シカゴは本来そのエリアを支える選手を欠いています。ライアン・リヒター体制のフィラデルフィアは、前線に2人を置く縦に速いチームで、チャンスの数はここ数カ月、シカゴを上回ってきました。アウェーで失点が多いという評判の大半は、中断前のものです。オープンな展開になり、両チームが得点しそうです。試合が動くのは60分を過ぎてからでしょう。
この試合はスター選手同士のマッチアップというよりも、サイズとローテーションが勝敗を分けるプレシーズンゲームです。一方はスモールラインナップでテンポよく走り、アウトサイドから積極的に狙うスタイル。もう一方はトランジションで失点を許しがちですが、確かな高さを誇っています。第4クォーターは控え同士の戦いになる可能性が高いため最終的な点差は読みにくいですが、最初の3クォーターの展開を見る限り、インサイドでの攻防が軸になると考えられます。
FCダラス対シアトル・サウンダーズの一戦で注目しているのは、当初のプランが崩れた後に何が起きるかという点です。ダラスはシャーロット戦で2点リードしながら逆転負けを喫した一方、シアトルはニューイングランド戦でアクシデントによる選手交代からポール・アリオラを投入し、そこから勢いに乗って勝利を決定づけました。ダラスは現在アタッカー2名が離脱者リストに入っており、攻撃の再構築と背後のスペースのケアをどうこなすかが、両チームのこれまでの連勝や連敗の流れ以上に重要になるかもしれません。最初の修正をより的確に行えるのはどちらのチームでしょうか。
フルミネンセの直近5試合は、チャンスの数よりスコアだけを見ると好調に映ります。パルメイラスとの対戦を考えるうえで、私たちが注目したいのはそこです。フルミネンセはxG 6.35から9得点、被xG 9.29に対して7失点と、攻守両面で運に恵まれたか、決定力を発揮してきました。一方のパルメイラスは、xG 11.15から9得点、被xG 4.54に対して4失点です。準決勝第1戦で見たいのは、どちらの数字の差が先に縮まるかであって、どちらの選手層が上かではありません。
この試合では、フェイエノールトのサイドを使った連係と、カルチョ・コモのポゼッションやライン間の動きがぶつかります。注目したいのは、中盤の守備ブロックの外側と、ボールを奪われた直後の相手サイドバックの背後です。どちらのチームも、内側へ走り込む選手がサイド攻撃を危険なクロスにつなげる形を見せています。ボールを失った後の守備への戻りと、奪い返した後の最初のパスが勝負を左右しそうです。
CAリーベル・プレートのポゼッションとサルミエント・フニンのダイレクトフットボールがぶつかり合うこの一戦は、セカンドボールの回収をめぐる激しい争いになりそうです。アウェイのリーベルはサイドバックを使って相手のブロックを広げ、中央のスペースへ走り込む選手へとつなぐことができます。一方のサルミエントもアヤラのロングフィードによって相手のファーストプレッシャーを回避するルートを持っているため、ボール支配率や敵陣でのプレー時間だけでは試合の流れを計れません。
この試合は、次のパスと、その後のフィニッシュが鍵を握ります。リガス・ゼリは複数のガードや得点者に攻撃の負担を分散させている一方、ツェデヴィタ・オリンピヤはインサイドで得点を重ねながら、痛いターンオーバーも犯しています。インサイドの攻防は両端で重要です。最初の守備で止めても、相手にもう一度シュートの機会を与える場面では特に差が出ます。
両試合とも、序盤に得点が伸びた後の展開が鍵になります。リガでは、ゼリの外からの得点力に対し、オリンピヤはゴール下の強さで応えます。パリでは、ホームチームのプレッシャーとセカンドチャンスに、複数のボールハンドラーを擁するヴィルトゥスがどう対抗するかが焦点です。どちらも第1クォーターより、守備の修正後にどう対応するかのほうが勝負を読み解く手がかりになりそうです。
両試合とも、プレッシャーを受けた後に最初に出すクリーンなパスが勝敗の鍵を握ります。ボード・グリムトにはワイドに走れる選手と中央で受ける選手が揃っており、プレス網を脱出したところから一気にペナルティエリア内での決定機へ結びつける力があります。一方のボルシア・ドルトムントは、ボールを奪った直後から素早く攻撃を仕掛けることができます。サルミエント・フニンは前線へのダイレクトなパスでマラベルにつなげられ、CAリーベル・プレートはクロスやそのこぼれ球から分厚い攻撃を続けられます。ここでは単なるポゼッション率以上に、こうした第1・第2局面の質が重要になってきます。
チャンピオンシップでは週半ばに2試合が行われますが、どちらもチャンスを与えがちなチーム同士の対戦に見えます。いずれもボールを持つ側は多くのチャンスを作り、深く守る側やカウンターを狙う側にも決定機が何度か訪れそうです。試合展開を考えると、どちらかが相手を完封するより、両チームが得点する展開が見込めます。
ロフタス・ロードでの一戦は、今季ずっと苦しんできた課題をキューピーアールに突きつけます。深く守り、ボールを持たせてくる相手を崩せるかどうかです。ダービーは離脱者が多く、一見すると大きな痛手ですが、起用する選手は前節にも先発していました。キューピーアールの欠場者は、この試合の鍵となるピッチ中央に集中しています。こうした状況を踏まえると、引き分けが最も自然な結果です。
この試合は、報道の見出しほど一方的な展開にはならないはずです。フェイエノールトに離脱者が続出しているのは確かですが、その大半はベンチメンバーであり、先発陣への影響は限定的です。彼らの最大の武器であるホームでのハイプレスは、まさにカルチョ・コモが今季苦戦しているビルドアップの局面を直撃します。戦力やフィニッシャーの質では紙面上コモが上回るものの、キーンを欠く状況では決定機をゴールに結びつけられない場面が目立っています。
スタイルの相性が、直近の成績以上に重要になりそうな2試合です。フェイエノールトのホームでのプレスは、マンツーマンで圧力を受けると2枚のボランチから組み立てるのが弱点になるカルチョ・コモのポゼッションに、真正面からぶつかります。キャロウ・ロードでは、サウサンプトンのチャンス創出はアウェーでの結果が示すよりずっと良く、ノリッジの負傷者は、もともとチャンスを与えがちな中盤のフィルター役に集中しています。どちらも、成績表だけでは見えない内容があります。
セスク・ファブレガスは、フェイエノールトが攻撃的で主導権を握るサッカーを目指していると話しています。ここ1カ月の5-0、7-0という結果を見れば、そう考えるのも自然です。ただ、相手にボールを持たれたリーグ戦のAZ戦では、フェイエノールトはポゼッション43%ながら2-0で勝ち、シュート数も15対12で上回りました。一方、コモの直近の試合はローマと0-0。ボール支配率66%、シュート19本を記録し、53分から数的優位に立ったのに得点はありませんでした。この試合でボールを持たない展開に慣れているのはどちらか、そこに注目したいです。予想される側とは違うかもしれません。
リヴァプールは次戦に向けてオーストリアへ向かいますが、攻撃を組み立てる力と決定力を大きく欠く状況です。ドミニク・ソボスライ、コーディ・ガクポ、アレクサンデル・イサクの欠場が確定し、トランジションの形を大きく変えざるを得ません。ラスクは国内リーグで敗れた直後ですが、ワタル・エンドウとソボスライを欠くリヴァプールの中盤は、いつものプレス強度やリズムを保てないでしょう。ラスクは中盤を飛ばして攻めるのか、それとも前からプレスをかけて、急造の連係を試すのかが焦点です。