鹿島アントラーズはACLエリートで勝ち点6を獲得し、東地区の首位でこの試合を迎えますが、リーグ戦では対照的に調子を落としています。アウェイの京都戦を2-2で引き分けた後、中3日で迎えたホーム柏戦を2-3で落としました。一方のポハンは開幕から2連敗で、1得点5失点。最近のKリーグでも引き分けが目立ちます。鹿島のアジアでの好成績が国内での守備の綻びを隠しているのか、それともポハンにはそこを突くだけの得点力がないのか、気になるところです。
まずは鹿島側から見ていきます。スポニチアネックスによると、キム・テヒョンは柏戦の終盤に接触プレーがあり、おそらく膝の負傷で検査を受けたとのことです。また、レオ・セアラはその試合を筋肉系の負傷で欠場しました。ゼルマガの鹿島担当記者によれば、セアラは前日練習に合流したものの、先発できる状態かどうかまでは言及されていません。クラブ公式サイトによると、鬼木監督はこの試合を「非常に重要な一戦」と位置づけ「勝ち点3を取りにいく」と語っているため、ターンオーバーを行う可能性は低そうです。
続いてポハン側です。日刊スポーツによると、パク・テハ監督は「鹿島は攻守にわたって組織化されている」と語り、具体的なプランは明かしませんでした。また、西矢健人は記者会見で「Kリーグのシンプルな戦い方が武器になり得る」と述べています。これは直近4試合のデータ(仁川に0-3、ホームでジョホールに0-2で敗れた後、安養と0-0、アウェイの蔚山と2-2)とも一致します。ポハンは手堅い試合展開でこそ粘り強さを発揮しますが、鹿島の直近2試合を見る限り、オープンな展開に持ち込まれる可能性が高そうです。
このマッチアップの焦点は、試合がオープンになると失点が増える鹿島に対し、オープンにならないと得点が奪えないポハン、という構図です。レオ・セアラが先発すれば、鹿島はACLで連勝した前線の構成を維持できる見込みで、ポハンは引いて守るか攻めに出るかの判断を迫られます。ウェザーニュースによると天候は穏やか(晴れ、微風)の見込みで、気象条件による影響はなさそうです。
情報源:Jリーグ公式プレビュー、アントラーズ公式サイト、スポニチアネックス、ゼルマガ、日刊スポーツ、ベストイレブン、当サイト対戦データ。