[26-27 NBA] ニューオーリンズ・ペリカンズ vs アトランタ・ホークス 分析・プレビュー 試合開始:11月1日 08:00(日本時間)
ニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンがインサイドで得点を重ねるのに対し、アトランタ・ホークスはボールを回してアウトサイドからシュートチャンスを作ります。異なる攻撃スタイルが互いの守備の弱点とぶつかり合う一戦です。
1. 試合概要および両チームの現状
ニューオーリンズ・ペリカンズはここまで5試合で1勝4敗です。1試合平均でフリースローを29.6本獲得している一方、3ポイントシュートは30.6本放って成功は9.2本にとどまっています。サクラメント・キングス戦でウィリアムソンは成功したフィールドゴールをすべてペイントエリア内で沈め、22得点を挙げました。ジャマール・モズリーHC体制での初勝利もこの試合で生まれました(Yahoo Sports、10月30日)。ただ、この試合は相手が25個のターンオーバーを犯した展開でした。ペリカンズ自身も21個のターンオーバーを出しており、あの日のスティールやベンチ得点が今回も同じ規模で期待できるとは限りません。
イブ・ミッシとジョーダン・プールは欠場します。ミッシのセンターのポジションはカルロ・マトコビッチが務めると見られます(Sports Mole、10月30日)。デジャンテ・マレーは前戦を個人的な事情で欠場しましたが、今回の負傷者レポートには名前がありません。マレーが復帰すればボール運びを担える選手が増えるものの、前戦でハーバート・ジョーンズやジェレマイア・フィアーズが見せた役割と出場時間をモズリーHCが再調整する必要があります。マレーが出場していたデンバー・ナゲッツへの遠征でも、ペリカンズは第4クォーター開始時の19点リードを守り切れませんでした。復帰だけで試合終盤のボールコントロール問題が解決するとは考えにくいところです。
アトランタ・ホークスは6試合で3勝3敗です。1試合平均で3ポイントシュートを41.7本放ち、ターンオーバーは13.5個に抑えています。ジェイレン・ジョンソンがリバウンドとパス出しを兼ね備え、得点はニキール・アレクサンダー=ウォーカーとジョンソン、ベンチのアーロン・ウィギンズが分け合っています。一方でヒューストン・ロケッツ戦ではリバウンドで35-52、マイアミ・ヒート戦でも40-52と圧倒され、ヒート戦ではペイントエリアで70失点を喫しました。クイン・スナイダーHCはシュートが外れた後の相手の速攻を阻止する課題も指摘しています(Roundtable、10月30日)。ジョック・ランデールは鼻骨骨折後にフェイスガードを着用してプレーしており、ウィギンズも膝の打撲を抱えながら出場しました(Yardbarker、10月30日)。ホークスは直近7日間で4試合をこなした後にアウェーに乗り込むのに対し、ホームチームは同期間で3試合の消化です。
2. マッチアップ分析
1つ目の見どころは、ウィリアムソンのインサイド攻撃とホークスのリバウンド守備です。ホークスは1試合平均で26.3本のフリースローを与えており、ヒート戦でもペイントエリアで大量失点を喫しました。ウィリアムソンがドライブから得点したりファウルを獲得できれば、ペリカンズは3ポイント試投数の劣勢をゴール下とフリースローでカバーできます。ホークスがオニエカ・オコングやランデールを起用してリバウンドを死守すれば、そのルートは狭まります。ペリカンズとしても、ミッシに代わって出場が見込まれるマトコビッチが相手のセカンドチャンスを阻む必要があります。
2つ目のマッチアップでは、ホークスのボールコントロールがペリカンズのスティールに対抗します。ホームチームは1試合平均13.4本のスティールを記録していますが、サクラメント・キングスのようにボールロストが多い相手ばかりではありません。ホークスがシーズン平均並みにターンオーバーを抑えられれば、ペリカンズがスティールからのファストブレイクで稼ぐ得点も減少します。逆にペリカンズは1試合平均17.4個のターンオーバーを犯しています。ホークスがその攻撃権を3ポイントの好機に変えれば、ホームチームは外からの失点差をゴール下で追いかけなければなりません。
スコアの推移によって両チームの攻撃がもたらす影響も変わってきます。ホークスのアウトサイドシュートが決まり、ホームチームがボールを失えば、アウェーチームが中盤にリードを広げる可能性があります。ウィリアムソンがコンスタントにフリースローを獲得できれば、アウトサイドシュートがリングに嫌われる時間帯でもホームチームは食らいつけます。ただ、ペリカンズはナゲッツへの遠征の第4クォーターでターンオーバーからリードを失い、ホークスもロケッツ戦の終盤に14連続失点を許しました。接戦になればなるほど、両チームとも終盤のボールマネジメントが勝敗を分ける鍵となります。
3. 最終判断および結論
ホークスがわずかに競り勝つ可能性が高いと予想します。アウェーチームの3ポイント試投数とターンオーバーの少なさは、今回の相手に対しても有利に働く要素です。ペリカンズはウィリアムソンのインサイド攻撃とフリースローで対抗できますが、ミッシの欠場によってリバウンド争いの戦力が削られています。
市場はホークスの今季成績とアウトサイド攻撃を評価し、アウェーチーム有利と見ています。勝敗の方向性は一致していますが、点差と両チームの得点数は市場の予想より控えめになると見ています。ペリカンズが直近で記録した高い総得点には、延長戦や相手の25個のターンオーバーが含まれています。今回相手がしっかりとボールを保持すれば、ホームチームがスティールからの速攻で奪う得点は減る可能性があります。一方でウィリアムソンがゴール下でフリースローを得られれば、アウェーチームが大差をつけるのも簡単ではありません。ホークスの3ポイントシュートがクリーブランド・キャバリアーズ戦のように43本中17本成功し、ホームチームのターンオーバーも増える展開になれば、点差も得点も一気に膨らむ可能性があります。
[最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準] 勝敗:敗(アウェーチーム勝利) — アウェーチームの3ポイント試投数(41.7本)とボール管理(ターンオーバー13.5個)が、ホームチームの3ポイント被試投(36.0本)・ターンオーバー(17.4個)という弱点に噛み合い、ミッシ欠場でホームチームが相手インサイドの弱点をリバウンドで突く戦力が落ちているため ハンデ +4.5:勝(ホームチーム勝利) — ホームチームのフリースロー試投29.6本に対しアウェーチームのフリースロー許容26.3本・ブロック3.5本、ランデールやウィギンズの負傷によりアウェーチームがリードを広げる手段は3ポイント成功率頼みとなる。ベットマンの4.5は海外平均の4よりもホームに0.5点有利 オーバー/アンダー 241.5:アンダー — ホームチームの高い総得点276・252は延長戦や相手の25個のターンオーバーによるもので、アウェーチームのターンオーバーは13.5個にとどまる。ミッシとプールの欠場。ベットマンの241.5は海外平均の240.5より1点高い設定