2試合とも、相手にはっきりした弱点を抱えるホームチームがいます。ボンボネーラでは、ここ最近ほとんどチャンスを作れていないタジェレスをボカ・ジュニアーズが迎えます。ボカはホームでの失点もごくわずかです。千葉では、最下位チームの課題は試合の入り方ではなく、終盤まで持ちこたえられないことです。迎え撃つのは、休養十分の横浜F・マリノスの主力メンバー。どちらの試合も一方的な展開とは限りませんが、チームとしての形が整っているのは片方です。
ボカ対タジェレス:ボカは今大会、ホームでのリーグ戦は無敗。5試合で4勝1分け、失点はわずか2です。ブラジルのカップ戦の相手でさえ、ボンボネーラではほとんどチャンスを作れませんでした。デ・フェリッペ監督率いるタジェレスは序盤からプレスをかけ、ボールを持つ時間もありますが、直近2試合はゴール前でほとんど見せ場がなく、アルバレス・マルティネスの出場停止もあって無得点でした。アウェーでは直近5試合で1勝にとどまっています。
注目は、ボカのサイドバック、ゴロシトとブランコが、タジェレスの両翼を走るリックとデピエトリをどう抑えるかです。このサイドはボカが攻める主なルートであると同時に、タジェレスにとっては数少ない明確なカウンターの通り道でもあります。アルバレスが戻ってくるのは大きく、タジェレスの得点力を変えられる選手は彼です。ただ、失点の少ない相手だけに、狙いどころはカウンターかセットプレーでの1度のチャンスでしょう。ボカはビジャ、ベラスコ、パレデスを欠きますが、サイドの幅はサイドバックが作り、ゴール前にはメリエルとフローレスがいます。フローレスはウニオン戦で途中出場から2得点を挙げました。ボカが先制すれば、タジェレスは前に出ざるを得ず、ボカには2点目を狙うスペースが生まれます。今回はボカの明確な勝利に賭けます。
千葉対横浜F・マリノス:千葉は最下位で、リーグ戦9試合を戦って1勝しかありません。ホームでは立ち上がりのプレスが鋭く、セットプレーからも脅威を与えます。長崎戦では早い時間のFK、G大阪戦では開始1分で得点しました。繰り返している課題は終盤の20分です。ホームでは長崎と岡山に、アウェーでは東京ヴェルディと清水に終盤の失点を許しました。前節、担架で運ばれたエリソンを欠き、オープンプレーからの得点源であるインディオもおそらく出場できません。
横浜F・マリノスは、週中のカップ戦では控え中心のメンバーを起用したため、リーグ戦では主力が約1週間の休養を経て戻ってきます。近藤と宮市のウイングが千葉のサイドバックと1対1で仕掛けます。千葉が終盤にクロスから失点したのと同じサイドです。千葉が序盤に攻勢をかけても、後半にはフレッシュで質の高い横浜F・マリノスの両翼が主導権を握ると見ています。千葉が失点を重ねている時間帯とも重なります。今回は横浜F・マリノスが負けない予想です。