両カードとも、チャンスを作り続ける側が、それに対抗する戦力を欠く相手と対戦します。ミドルズブラのシュート数を支えるのは、トップチームのストライカーがフィットした状態で1人しかいないレクサムです。FCポルトはサイド攻撃と後半の選手層で、専門のサイドバックが不在で、前の試合からわずか3日で再び試合に臨むSSCナポリに挑みます。どちらも、優位に立つ側の主な攻め筋が、相手の最も弱い部分を突く形です。
レクサム vs ミドルズブラ。直近10試合でミドルズブラは1試合平均およそ20本のシュートを放ち、期待ゴールも2点を上回っています。ストークとボルトンとのアウェー戦でも、その数字は変わりませんでした。レクサムは期待ゴールが約1点にとどまり、直近2試合はいずれも枠内シュートが1本だけです。その後、サム・スミスが膝の負傷で長期離脱となり、ウィンダスとブロードヘッドに続いて欠場します。前線の選択肢はキーファー・ムーアだけとなり、ムーアが1トップを務めたシェフィールド・ユナイテッド戦ではほとんど見せ場がありませんでした。
レクサムの現実的な攻め手はセットプレーです。ウォラル、ハイアム、ムーアがホワイトマンとイムレイのキックに合わせる形、そしてミドルズブラの高い位置を取るサイドバックの裏を突くカウンターが1つあります。ミドルズブラは早い時間帯に得点することが多く、先制すれば、2人目のストライカーがいないレクサムに前へ出ることを強います。カーディフの守備ブロックを前に先制を許した試合では、36本のシュートを放ち、2点差をひっくり返しました。今回はアウェーのミドルズブラを支持します。
FCポルト vs SSCナポリ。ナポリはディ・ロレンツォ、オリベラ、スピナッツォーラ、ファヴァスリに加え、ブオンジョルノとロボツカも欠きます。そのため、ポリターノとラングを本職ではないウイングバックに置く3バックを組まざるを得ません。数日前のユベントス戦では攻撃をほとんど作れず、ポルトが狙うサイドから70分以降に2失点しました。ビジャレアル戦とボードー戦でも終盤に失速しています。
ファリオーリ監督の下、ポルトはホームでボールを保持し、クロスやサインス、アンドレ・シルバといったベンチの選手を生かして、主に後半に得点します。欧州の舞台ではビルドアップ時にプレスを受けることが課題でしたが、アッレグリ率いる選手層の薄いナポリは、前から追い込むより構えて守る可能性が高そうです。ポルトは勝利が必要で、ナポリが持ちこたえる主な手段はラフマニとマリンのセットプレーでしょう。ホームのポルトを支持します。試合が動き出すのは後半と見ています。