ミドルズブラはレクサム戦において、サイドチェンジやマイナスの折り返し(カットバック)、中盤からの飛び出しを活かして攻撃を組み立てることができます。一方のレクサムは、ムーアへのダイレクトな配球によって、ホームでボックス内へと迫る別ルートを確保しています。カーディフとウェストハムの一戦では、立ち上がりのプレッシャーと、そこをかいくぐるパスの質がより重要な鍵を握ります。
ボロ(ミドルズブラ)はコジエ・デュベリーとコンウェイを左右の異なるサイドで起用しつつ、マグリーがアタックをつなぎ、バーハルターが背後への飛び出しを供給してきました。レクサムが直近で試したムーア、ラスボーン、オブライエンの並びは、ピッチの高い位置でボールを収めるのに苦しみました。スミスはその試合に出場したものの、その後に膝を痛めており、オヘアは欠場して引き続き状態を確認中です。
クリワース、トマソン、シーフが実戦やトレーニングに復帰し、手薄になっていた前線周辺の選択肢が増えました。ボロの多彩な配球により、レクサムはピッチ全体を使った守備を強いられ、その上で中央への走り込みに対応しなければならなくなるはずです。ここはミドルズブラの勝利を予想します。
カーディフはバーミンガム戦で見せたホームでのプレッシャーにより相手の前進を制限し、タナーのクロスからサレクへ合わせる形を後押ししました。これによって、急造の守備陣にボールを入れられる前にウェストハムへ圧力をかける手段が得られます。ウェストハムがここ最近クリアやセカンドボールの回収に苦しんでいる点は、カーディフのホームプレッシャーにとって格好の狙い目となるでしょう。
チェンバースとローラーは引き続き不在、オショーは出場停止扱いとなっており、ウルブス戦に出場したエング、フィッシュ、ロバートソンは状態の見極めが必要です。ルービン・コルウィルは途中出場から実戦復帰を果たしました。パーカーの就任によりウェストハムの指揮体制は一新されたものの、これまでの試合データを見る限り、立ち上がりの主導権は依然としてカーディフのホームプレッシャーが握りそうです。ここはカーディフが負けない展開を支持します。