富山グラウジーズのホーム2試合は対照的な展開となりましたが、第2戦に関しては敗因がはっきりしています。開幕戦では下馬評で圧倒的本命と見られていた宇都宮を破ったものの、翌日の試合では接戦の第3クォーターにアミール・シムズ選手が5つ目のファウルを取られ、そこから22点差をつけられて敗れました。一方の京都ハンナリーズはここまで4試合すべてをホームで戦っており、今回が初の遠征となります。
開幕戦の富山グラウジーズはシュートを54本中29本沈め、13スティールを奪ったうえ、宇都宮の3ポイントを40本中9本に抑え込みました。走ってプレッシャーをかけるスタイルを持ち味とするチームであり、その戦い方はホームの大声援の前で最も力を発揮します。シムズ選手は第2戦でも退場となるまでの約22分間で16得点を挙げていました。退場による出場停止処分はないため、今節もコートに立ちます。
京都ハンナリーズは3勝1敗と数字上は好スタートを切っているように見えますが、勝利はいずれも市場が格下とみていた相手から挙げたもので、1点差の辛勝も含まれています。また、明らかな本命とされていた滋賀とのホームゲームでは77-81で落としました。チーム全体の成功率は3ポイントが27%、フリースローが66%にとどまっており、インサイドでの得点に頼らざるを得ない状況です。しかし、アウェーの舞台でそれをコンスタントに計算するのは簡単ではありません。
富山グラウジーズのヘッドコーチは第2戦の後、京都ハンナリーズ戦に向けて修正すべき点はディフェンスリバウンドであると語り、2試合とも2桁得点者が出なかった日本人選手たちのステップアップを求めました。何が原因だったのかをチーム自身が的確に把握している様子がうかがえ、ホームゲームにおいてこうした状況にあるチームは信頼できます。