ロサンゼルス・クリッパーズ (NBA)の連敗は、見た目ほど今回の試合を左右する材料ではありません。5敗はいずれもリーグ上位勢が相手で、今のメンバーで両チームが共通して対戦した2チームには、ほぼ同じ点差で敗れています。カワイ・レナード不在のトロント・ラプターズは、シーズン前の展望で想定されていたチームとは別物です。クラスの差ではなく、ボールを大切にできる時間帯があるかどうかで決まる試合になりそうです。
クリッパーズはビール、イングラム、ストルス、ミラー、ニーダーホイザーをシーズンを通して欠いており、これまでの結果にはすでにこのロスターの影響が表れています。両チームともミネソタ戦では敗れ(26点差、23点差)、レイカーズ戦でも敗れました(8点差、6点差)。中立地なら、両チームの差は2、3点ほどと見てよさそうです。トロントはカワイ離脱後1勝3敗で、その唯一の勝利はオーランド戦でした。
鍵を握るのは、トロントのスティールとクリッパーズのボール運びです。ラプターズは生きたボールを奪うターンオーバーを多く誘い、クリッパーズもレイカーズ戦とオクラホマシティ戦で24回、26回のターンオーバーを記録しました。直近のゴールデンステート戦では14回に抑え、今季最もミスの少ない試合となりました。タイロン・ルーはボールを失わないことに重点を置いています。クリッパーズは複数のシューターが安定して3ポイントを打ち、連戦で18本ずつの3ポイントを許したばかりのトロントの外角守備を突きたいところです。トロントはファウルも多く、クリッパーズにフリースローを与えがちです。
両チームとも連戦の2試合目です。ヤコブ・ポートルは肩の問題でトロントの前戦を欠場し、出場は疑問視されています。リバウンドに影響するだけに注目点です。クリッパーズではデリック・ジョーンズ・ジュニアが前夜の試合にも出場し、この試合は先発が見込まれています。
クリッパーズは前半、3ポイントとフリースローで食らいつくと予想します。トロントがターンオーバーから連続得点を狙い、突き放しにかかるのは第3クォーターでしょう。クリッパーズがミスを10回台半ばに抑えれば、ガーランドが終盤に攻撃を組み立てる、1、2ポゼッション差の第4クォーターになりそうです。そこで、ホームのクリッパーズに賭けます。