雨の中で行われるJ1の2試合。どちらも、球際の争いが増えるコンディションで、どちらのスタイルが生きるかが焦点です。ノエビアでは、神戸の主力が約10日間で4試合目を迎え、右サイドの選手層も薄くなっています。一方、町田はリーグ戦の主力を大陸大会への遠征に連れていきませんでした。鹿島では、縦に速くクロスを多用するホームチームが、鹿島の得意なボールへの対応に弱さを見せている相手を迎えます。
神戸対町田は、どちらも縦に速いチーム同士のセカンドボール争いです。神戸の先発は、8日間で全北、岡山、川崎との試合をこなし、この試合から3日後には大田へ向かいます。町田は大陸大会への遠征でリーグ戦の主力の大半を休ませ、清水戦では最後の30分にペースを落としました。
注目は神戸の右サイドです。酒井高徳は川崎戦の前に離脱し、飯野七星も脳震とうの疑いで途中交代しました。代役が入る可能性が高く、相馬とオウイエンのクロスに対応することになりそうです。クロスの先には、清水戦で空中戦に5回勝ち、シュートを8本放ったオガワがいます。神戸で直近2試合に先発したエリキは、古巣との対戦に出られないと報じられています。
神戸が力を発揮するなら序盤です。雨の中、ディエゴのロングスローやコーナーキックからゴールが生まれる可能性があります。ただ、町田は最終ラインと谷が空中戦に強く、最近は1試合あたりの枠内被シュート数を2本未満に抑えています。試合開始から1時間ほどたてば、フレッシュな選手が多い町田に分がありそうです。そこで今回は、町田が負けない予想にします。
鹿島アントラーズ対柏レイソルは、鹿島の縦パスやサイドからのボールと、柏のポゼッションがぶつかります。FC東京戦の後、小西雄大は、柏が相手センターバックからの縦パスに苦しんだと話し、鹿島も同じことを狙ってくると見ていました。柏は直近10試合のうち7試合で2失点以上を喫しており、その多くがクロスやセットプレーからです。
ホームの鹿島は自陣ボックス内の守備が堅く、ホーム10試合での失点はわずか6です。キム・テヒョンと植田は空中戦でも強さを見せています。レオ・セアラは前節に負傷交代しましたが、鹿島のクロス攻撃は彼の存在よりも、ボールを供給する側が担っています。雨は鹿島の縦に速い攻撃より柏のビルドアップに影響しそうですし、柏は試合直後にタイへ移動します。鹿島を本命にし、引き分けならベット額は失わない予想です。