このラウンドの2試合は、チーム名やスコアよりもボールの行方が勝負を左右しそうです。インディアナは本来ボールを運ぶ役割の選手を直近で2人欠き、ターンオーバーを誘う力がリーグでも屈指の相手と対戦します。ポゼッション数が大きな鍵になります。ロサンゼルスのダービーでは、失点が続くレイカーズの守備に、ボールを手放す場面の多いクリッパーズが挑みます。ロースコアの我慢比べではなく、ポゼッションの多い展開になりそうです。
まずはインディアナ対フィラデルフィアです。ハリバートンはミルウォーキー戦で35分プレーした後、新たにハムストリングを痛めました。今回の負傷は新しく、まだインディアナの数字には反映されていません。マコネルも欠場し、ネムハードは首の問題でミルウォーキー戦を休んだ後、出場が微妙です。ハリバートンがいた時点でもインディアナのボール管理は不安定で、1試合のターンオーバーは13〜19回でした。フィラデルフィアは実際に行われた試合すべてで相手に少なくとも15回のターンオーバーをさせ、自分たちのターンオーバーは11〜17回に抑えています。
次の注目点は、ズバッツ不在の中、ハフとナンスがエンビードをゴール下でどう守るかです。エンビードはミルウォーキー戦でフリースローを14本、クリーブランド戦で9本獲得。インディアナはすでに2度、相手にフリースローを37本打たれています。このフリースローの差は、約30%と低調なフィラデルフィアの3ポイントシュートに左右されません。
インディアナが接戦に持ち込むには、シアカム、トッピン、ネスミスが高確率でシュートを決める必要があります。ただ、彼らのシュート機会の多くはハリバートンのパスから生まれていました。ホームのインディアナは序盤から勢いよく入る一方、フィラデルフィアの立ち上がりの遅さもあって、序盤は競った展開になりそうです。第2、第3クォーターに差が開くと見ています。インディアナはベンチに本職のポイントガードがおらず、フィラデルフィアのプレッシャーに対応しにくいためです。今回は、敵地でフィラデルフィアがはっきりとした点差をつけて勝つ方に賭けます。
クリッパーズ対レイカーズでは、レイカーズがレギュラーシーズンの4試合すべてで125得点以上を記録しています。ドンチッチとリーブスがオフェンスを組み立て、ケスラーがゴール下でフィニッシュしています。一方、守備では失点が117、123、そしてポートランド戦ではファウル29回を犯して136に上りました。クリッパーズは直近2試合で、それぞれ26回のターンオーバーを記録しています。これで試合のペースが落ちるどころか、レイカーズにボールを奪って速攻に出る機会を与えます。さらに、ガーランドやベンチの得点、3ポイントの本数もあり、クリッパーズ自身も得点を重ねそうです。
クリッパーズは八村塁を新たに欠き、サンダースが先発に入ります。他の長期離脱者は、ここ最近の試合でもすでに欠場していました。初対戦は125-117で、両チームがそれぞれ大きな得点を挙げるクォーターを作りました。レイカーズは連戦の2日目ですが、疲れは両チームに影響します。オフェンスのペースは落ちても、守備も緩みやすくなります。両チームの得点が伸びると見て、このダービーはハイスコア側に賭けます。