後半が勝負になりそうな2試合です。ボーンマスでは、ホームチームの序盤のプレスが大きな脅威ですが、ミランはベンチに控える選手の層が厚く、ボーンマスは終盤に失点しがちなため、アウェイチームにも巻き返す道があります。ジンスハイムでは、後半途中から失点が増えるホッフェンハイムを、カウンターを武器とするターンオーバーのリヨンが迎えます。
AFCボーンマス対ACミラン。ローゼ監督率いるボーンマスは高い位置からプレスをかけ、早い段階でエヴァニウソンへ縦にボールを送ります。最近の試合では、開始15分以内に得点したことも複数あります。ただ、ホームで無失点に抑えた2試合はシュトゥルム・グラーツ戦と、10人で戦ったサンダーランド戦でした。ホームで対戦した強豪のリバプールには、ほとんど脅威を与えられないまま敗れています。スコットを欠くため、プレスの鋭さも落ちます。
一方、ミランが起用する控えの前線選手たちは、実力未知数の二軍ではありません。チッセ、モレイラ、ハッチンソンはザルツブルクに4-0で勝った試合にも出場していました。彼らは、前に出たボーンマスの両サイドバックの背後にできるスペースを突いてくるでしょう。そして60分ごろには、ラビオ、モドリッチ、プリシッチがベンチから登場します。ラツィオ戦で2点のビハインドを追いついて引き分けたときと同じような交代策です。ミランはアウェイで直近5試合負けていません。今回はミランが負けないと予想します。
ホッフェンハイム対オリンピック・リヨン。イルツァー監督のホッフェンハイムはボールを保持し、シュートを多く放ち、コーナーキックもよく獲得しますが、失点もかさんでいます。直近10試合で23失点。その多くは、主力の負担が重くなる後半途中以降でした。ベシクタシュとハンブルガーSVは、どちらもジンスハイムで3得点を挙げています。
リヨンは週末のパリ・サンジェルマン戦を見据えて、メンバーを入れ替えて臨みます。最終ラインも組み替わり、マタが左サイドバックに入り、タグリアフィコは不在です。さらに、試合を落ち着かせるトリソも欠いています。オペンダとシュルツがいないため、得点源はナカムラやブダシュのような、サイドからスペースへ走り込む選手になります。ホッフェンハイムの高い位置を取るサイドバックの裏を狙う形は、まさに相手が空けるスペースに合っています。ホッフェンハイムは勝ち点ゼロで、リードしても守りに入れません。先制点がどちらに入っても、両チームは攻め続ける展開になりそうです。
そのため、ジンスハイムではオープンな打ち合いを期待しています。