本命の武器が、それを封じる力を持つ相手にぶつかる2試合です。高陽ソノ・スカイガンナーズの3ポイント攻勢はリーグ最強のディフェンスと対峙し、もろさのあるインサイドはリーグで最も効率よく2ポイントを決めるチームに狙われます。名古屋ダイヤモンドドルフィンズのスティール力は、めったにボールを失わない滋賀レイクスとぶつかります。どちらも大差がつく展開ではなく、ハーフコートでの攻防が勝負を分けそうです。
高陽ソノ・スカイガンナーズ vs ソウル三星サンダース:ソウル三星サンダースは無敗で、カンターを軸に2ポイントの成功率がリーグ最高です。失点もリーグ最少に抑えています。高陽ソノ・スカイガンナーズはリーグ最多の3ポイントを放ちますが、相手の2ポイント成功率を最も高く許しています。初対戦ではその構図が表れました。ソノは3ポイントを17本決めたものの、三星は2ポイントとフリースローで上回り、1点差で勝ちました。
ホームではソノに有利な笛が増えるため、初戦から変わる最大の要素はそこです。どちらもターンオーバーをあまり誘発しないので、ポゼッション数は拮抗するでしょう。序盤はカンターを中心に三星が先行し、ソノが3ポイントの連発で追いついて、終盤まで競り合う展開を予想します。両チームの主力は前の試合にフル出場しており、どちらにも新たな負傷情報はありません。そこで、三星が接戦を守るか勝ち切ると見ています。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 滋賀レイクス:名古屋は無敗で、スティール数はリーグ最多です。ただ、30点差で勝った2試合では、相手のターンオーバーが21回と25回に達していました。滋賀の今季のターンオーバー数は9〜15回で、名古屋自身もスティールをほとんど許しません。両チームのターンオーバーを生む力は、どちらも抑えられそうです。大差の試合を除くと、名古屋のアウェーでの勝ち幅はおよそ12点に集まっています。
今季のホーム初戦なので、観客の後押しを加味して数点上乗せできます。シュート力とフリースローの優位もあり、プレッシャーが最も強まる第3クォーターまでにリードを広げるでしょう。ただ、リバウンド争いは互角に見えます。滋賀は敗れた5試合のうち4試合で、負け幅が7点以内でした。大敗した1試合は、サイズのあるフロントコートを相手にシュートがまったく入らなかった試合です。名古屋はそうしたタイプのチームではありません。そこで、滋賀が食らいつくと見ています。