ガラタサライのほうが明らかに力は上ですが、名前から想像するほどチームは固まっていません。リーグ戦では毎試合セッターが入れ替わり、反対側のポジションも即席の起用が続いています。主力の多くが夏に加入したばかりです。一方、下位に沈み初勝利を探しているスルタンベイリは、リーグ戦2試合とも同じセッターで臨みました。勝敗よりも、ガラタサライがどれだけ危なげなく勝つかが焦点です。
ガラタサライはミカ・マアからスティーブン・マー、エフェ・マンディラチへと攻撃を組み立て、攻撃の手数で押していきます。スングルル戦では攻撃数で68対42と上回りながら、セットを落としました。相手に崩されたというより、自分たちのミスでセットを失っています。記録上、あの試合でスングルルが取った得点のうち約34点はガラタサライのミスによるものでした。ジャン・パトリーはスーパーカップで親指を負傷して以来欠場しており、もう一人のミドルブロッカーも毎試合違う選手が務めています。
スルタンベイリ戦を考えるうえで目を引くのは、ゲブゼに0-3で敗れた結果です。ただ、内容も見ておきましょう。ゲブゼはサーブで12点を奪い、グロズダノフのレセプションを崩しました。ガラタサライの今季のサーブ得点は1試合平均6点です。同じようなサーブを浴びるなら、スルタンベイリのサイドアウトは、イスタンブールBB戦に近いものになるはずです。そこでスルタンベイリは第2セットを25-17、第3セットを25-20で取り、ディルリッチが21点、グロズダノフが20点、カムが14点を挙げました。
注目のマッチアップは、ガラタサライのブロックに対するディルリッチです。ガラタサライはオニキシュバト戦で11本のブロックを決めましたが、ミドルブロッカーを入れ替えたスングルル戦では7本にとどまりました。スルタンベイリに攻撃面で上回る必要はありません。まずはボールをつなぎ、相手のミスを待つことです。
ガラタサライはリーグ戦で毎回第1セットを取っており、スルタンベイリは立ち上がりが遅いため、序盤のセットはガラタサライが取ると見ています。勝負が面白くなるのは第2、第3セットです。ガラタサライはスングルル戦で第3セットを落とし、オニキシュバト戦ではセットポイントを6度しのいで31-29で取りました。一方、スルタンベイリがイスタンブールBB戦で最も力を見せたのは第2、第3セットでした。そこで私たちは、スルタンベイリが少なくとも1セットを奪い、試合を長引かせると予想します。