今週は、普段の戦い方を支える形が崩れているチームが絡む試合が2つあります。アストン・ヴィラ (イングランド)は週半ばのチャンピオンズリーグを終えたばかりで、休養が短いなか土曜の早い時間にマンチェスター・シティを迎えます。両サイドバックと重要な中盤の選手を欠いています。ハンブルガーSVも、ブロックを敷いてカウンターを狙う戦いを支えていた2人を欠いてパーダーボルンに乗り込みます。どちらも、形を保てている側が、急ごしらえを強いられる相手と対戦します。
アストン・ヴィラ対マンチェスター・シティ。ヴィラは水曜夜に試合をしたうえ、土曜は早い時間のキックオフです。エメリ監督も、痛みを抱えている選手がいると認めています。ニューカッスル戦の勝利でプレーしたワン=ビサカに加え、ルッジェーリとオナナも欠場です。マーツェンは負傷から復帰しつつありますが、代わりを務められる選手がいません。シティは週半ばの試合でハーランドを休ませ、コンディションに不安のある選手たちも今週は全員出場しました。さらに、直近10試合すべてで得点しています。
ヴィラにとって最大のチャンスは、最初の30分でしょう。観客の後押しを受け、ムバイェのコーナーキックからバークレーがニアサイドを狙う形や、ジャクソンが裏へ抜け出す形です。エメリ監督はシティ相手に好成績を残していますが、その勝利は今とは異なる陣容のシティから挙げたものです。シティがボールを落ち着いて回し始めれば、ヴィラを押し込み、復帰したばかりのマーツェンがいるサイドを攻めると見ています。疲れも1時間ほどで響いてくるでしょう。今回はシティを予想します。
パーダーボルン対ハンブルガーSV。ハンブルクの最近の成績は、実際以上によく見えます。アウェー戦では3得点、9失点。ホッフェンハイム戦の勝利も、相手が10人になったうえ、終盤に得点してのものでした。ハンブルクは深い位置でブロックを組み、レンベルクがその前を守り、守備の中央にはヴシュコヴィッチが入る形ですが、今回は2人とも欠場です。レンベルクを欠いた唯一のフルゲームでは、相手に大きくシュート数で上回られ、終盤のゴールに救われました。
パーダーボルンは序盤から強くプレスをかけ、今季は前半終了時点で2点リードしていた試合が2度あります。組み替えた中盤の守備陣には、まさに厳しい展開です。ハンブルクとしては1時間を耐え、ダカ、モフィ、シュタンゲのいずれかで終盤に仕留めるのが勝ち筋でしょう。ただ、私はこの見立てのほうが可能性は低いと考えています。引き分けもありそうです。今回はパーダーボルンが負けないと予想します。