最近の結果を市場がそのまま受け取りすぎていると思う、日曜のBリーグ2試合です。東京では、ホームでポゼッションを重ねるチームと、アウェーでシュートを打つチームが対戦します。佐賀では、主力を欠くホームチームを、なかなか大差をつけない千葉が迎えます。どちらも、勝つだけでなく点差をつけなければならない側にプレッシャーがかかります。
アルバルク対三遠。アルバルクはホームで、ボールを大切にすることとリバウンドを軸に戦ってきました。ホームのリーグ戦では平均ターンオーバーが約8回で、ブレックスとは2度ともリバウンド数で互角以上、秋田にも勝っています。休養を挟んだホームでの勝利では、フリースローを得る機会も30回以上ありました。三遠は7勝2敗ですが、全試合がアウェーで、勝利の多くは神戸、信州、佐賀といったリーグ下位半分の相手に2〜4点差でした。アウェーで強豪と対戦した試合では、ほぼ互角です。8試合中4試合でリバウンド数でも下回り、広島戦は30対44、神戸戦は35対48でした。
アルバルクにとって明らかな懸念は日程です。EASLで台湾に遠征したあと仙台に大敗した一方、三遠は丸1週間休んでいます。この負担は確かにありますし、アルバルクはその2試合とも終盤に失速しました。ただ、仙台戦の大差は主に3ポイントシュートの差によるものでした(アルバルクは33本中8本、仙台は37本中16本)。リバウンド数は互角で、ターンオーバー数にも大差はありませんでした。アルバルクはこの試合の前にホームで1日休めています。遠征続きの終わりに臨む試合とは違います。オルブリッチは引き続き欠場、トエウスも前節を欠場したため、仙台戦のローテーション(ホッグ、ジョンソン、ロシター、ジャロー、安藤、バランスキー)で臨むと見ています。三遠もユウを欠いています。
前半は接戦になると予想します。ロシター、ジョンソン、バランスキーがリバウンドを制し、アルバルクが三遠に1回の攻撃で1本しか打たせなければ、ホームのアルバルクにも十分勝機があります。その可能性を考えると、今のオッズには妙味が足りないと思います。ホームのアルバルクを推します。
佐賀対千葉ジェッツ。佐賀は1勝12敗で7連敗中ですが、その連敗の大半はアルバルク、三河、京都といったリーグ上位との対戦でした。フロントコートの顔ぶれも変わっています。オリビエはアルバルク戦で16分の出場だったところから、三河戦では27分出場して19得点。ザビエロも復帰し、このメンバーで三河に6点差まで迫りました。アルバルク、長崎にホームで大敗したときは、オリビエが加入したばかりで、ザビエロも欠場していました。古巣との対戦となるナシール・リトルが、ハーフコートオフェンスの要です。
千葉にはランドルフと渡邊が戻り、ルーク・メイはオフェンスリバウンドで大きな脅威です。ただ、千葉の守備には穴があります。ほとんどの試合で92失点以上、富山には100失点、京都には102失点を喫し、ホームでアルティーリにリバウンド数でも負けました。金近とコステロは前節に出場していません。さらに千葉は、渡邊が37分出場した延長戦から2日後の試合です。直近20試合で2桁点差の勝利はわずか2回です。
サイズと3ポイントシュートで千葉が長い時間リードする展開になりそうですが、終盤のクォーターは安定していません。ターンオーバーの少ない佐賀なら、この守備を相手に普段どおり得点できるはずです。ホームの佐賀が接戦に持ち込むと見ています。