イプスウィッチとAFCボーンマスはいずれも、ボールを奪い返した直後からペナルティエリア内でチャンスを作る形を持っており、両チームのサイドのディフェンダーは素早く逆サイドをカバーする必要があります。ジェノアはACミランの最初のパス出しに対してプレッシャーをかけることができ、ミラン側もワイドへの展開からクロスを入れる形で応戦が可能です。どちらの試合も、最初の攻勢の時間帯よりも、先制点が入った後の2度目の決定的な接触のほうが展開を見極めるうえで重要になります。
イプスウィッチはボーンマスのプレスを突破した後、パラシオスやフロレンティーノを経由してエンシソへボールを届けることができます。ボーンマスはサイドのフリーな選手からエヴァニウソンへ通す形があり、イプスウィッチが反撃してきた後でも、休養十分のアタッカーの先発陣が再び攻勢を強められます。ルキッチはハル戦を欠場した後に復帰する可能性がありますが出場時間は不透明で、ボーンマスのスコットは万全のコンディションには届いておらず、クルーピも出場管理されています。イプスウィッチの反撃とボーンマスの厚みのある攻撃供給の双方を考慮し、この試合はゴールが多く生まれる展開を予想します。
ジェノアはメッシアスやエル・シャアラウィが相手の乱れたパスを突いてオスマイッチのチャンスにつなげられますが、最近の試合では立ち上がりに得点した後に長い時間守勢に回る展開が続いています。ミランはモドリッチを生かしてモレイラやプリシッチへ展開でき、ラモスとラビオがエリア内へ侵入する動きに加え、セットプレーも新たな得点ルートになります。ジェノアは長らく離脱していたハヴェルとヴェントゥリーノがスカッドに戻っています。一方、ミランはトモリとガッビアが負傷中ですが、ダービーに出場したメニャンは復帰が見込まれています。次の決定的な得点を奪える力はミランのほうが上回っているため、ACミランの勝利を予想します。