【26-27シーズン スペイン・プリメーラ】ヘタフェCF vs セビージャ プレビュー キックオフ:11月1日 22:00(日本時間)
ヘタフェの降格圏脱出とセビージャの上位争いが、コリセウムでぶつかります。順位より先に注目したいのは、ヘタフェの左サイドと中盤で、両チームがどうボールを奪い合うかです。
1. 試合概要と両チームの状況
ヘタフェは勝ち点9で18位、セビージャは6位です。ヘタフェが直近の公式戦3試合で11失点していることも、セビージャに注目が集まる理由です。ただし、その3試合はいつもと大きく異なる先発メンバーでした。出場時間上位11人のうち、各試合で先発を外れた選手は5人、7人、11人でした。主力が多く出場したリーグ戦のホーム4試合では、失点は3にとどまっています。直近の失点数を、そのまま今日の守備力に当てはめるのは難しいでしょう。
守備が立て直されても、得点の課題は残ります。ヘタフェはリーグ戦10試合で5得点にとどまり、データセンターに記録があるリーグ戦7試合では、各試合の期待得点がすべて1以下でした。マラガ戦ではシュートを20本放ったものの、期待得点は0.95でした。ホセ・ボルダラス・ヒメネス監督は決定力不足に言及しています(バベル、10月31日)。数字を見ると、良い位置からシュートを打つ機会を作ることも課題です。ボルダラス監督は布陣を頻繁に変えていますが、メディアは今節、3バックとエネス・ウナル、マルティン・サトリアーノの2トップを予想しています(エルデスマルケ、10月30日)。縦へのパスとセカンドボール、セットプレーが主な攻撃手段です。
ヨハン・モヒカの出場停止により、左ウイングバックの攻め上がりとサイドからのキックの両方に影響が出ます。代役として先発が予想されるダビンチは、今季256分の出場にとどまっています。出場停止が明けたジェネの復帰は守備陣にとって助けになりますが、コパの試合で後半から出場して決勝点を挙げたオレル・マンガラが、中2日で再び出場した場合、中盤をどれだけ長く支えられるかも重要です(ドゥルサル16、10月31日)。
セビージャはオサスナ戦で前からの守備でボールを奪い返し、ユスフ・フォファナの前進から得点しました。後半に投入された選手のボール奪取も追加点につながっています。ルイス・ガルシア・プラサ監督が2トップを維持するか、中盤の人数を増やすかについては、メディアの予想が分かれています。ミゲル・シエラは欠場しますが、攻撃陣の出場時間は複数の選手に分散しており、コパで休養したキケ・サラス、ガブリエル・スアソ、リュシアン・アグメも復帰が見込まれます。両チームとも10月30日のコパでは主力を多く休ませました。ただし、ヘタフェはそれ以前の15日間に公式戦を5試合こなしている点が異なります。
2. マッチアップ分析
最初のポイントは、ダビンチが担当するヘタフェの左サイドと、セビージャの右サイドの攻撃です。ヘタフェが直近に喫した11失点のうち、5点はセットプレー、3点はサイドからのクロスによるものでした。セビージャはフアン・イグレシアスの攻め上がりに、フェリックス・コレイアやチデラ・エジュケの動きを組み合わせられます。ダビンチが前に出た後、サイドの守備がすぐに対応できなければ、セビージャはクロスを上げられる位置を得ます。一方、イグレシアスが上がった後にヘタフェがボールを奪えば、ウナルとサトリアーノを狙う縦パスでセビージャの守備の裏を突けます。ボルダラス監督もセビージャのサイドの選手たちを警戒していました(フットボールファンタジー、10月31日)。
2つ目のポイントは、ロングボールの後のセカンドボールです。ヘタフェの予想中盤、マンガラ、ラモン・テラッツ、フランチョ・セラーノが先にボールを回収できれば、テラッツから2トップへ攻撃をつなぎ直せます。セビージャがアグメとフォファナの2人で中盤を構成する場合、この競り合いでは人数差が生じます。ただし、フォファナが先にボールを拾えば、ヘタフェのウイングバックが前に出たサイドへ素早く攻め込めます。プラサ監督が中盤を3人に増やせば、この対決の条件が変わります。
セットプレーは両チームにとってチャンスである一方、ヘタフェには守備面の課題でもあります。ヘタフェは流れの中から得点できていない分をセットプレーで補いたいところですが、モヒカのキックは使えません。セビージャにはフォファナのフリーキックとキケ・サラスのヘディングがあります。ヘタフェが前半を無失点で終え、セカンドボールを回収し続ければ、競り合いの多い展開に持ち込めます。セビージャがサイドから早い時間帯に先制すれば、ヘタフェのウイングバックはさらに前へ出る必要があり、フォファナがボールを運ぶスペースも広がります。
3. 最終予想と結論
セビージャの勝利を予想します。順位の差やヘタフェの直近11失点そのものよりも、失点につながったサイド攻撃とセットプレーを、セビージャが攻略できる点が決め手です。ただし、ヘタフェは主力が多く出場したリーグ戦のホーム4試合で3失点に抑えており、ジェネも復帰します。セビージャが大差をつけるより、限られたチャンスを得点につなげる試合になる可能性が高そうです。
オッズはセビージャ優勢を示す一方、ヘタフェの直近の大量失点や欠場者も織り込んでいます。私たちも市場の見立てと同じです。ヘタフェはシュート数に比べて良いチャンスが少なく、今日はモヒカのサイドからの供給もありません。ヘタフェが前半を無失点でしのぎ、セカンドボールやセットプレーから先制すれば、予想は変わります。セビージャが前へ出る必要があるため、ヘタフェの2トップにも縦パスを受ける機会が生まれます。まずはセビージャがサイド攻撃かセットプレーから奪った1点を守り切る展開を予想します。
【最終結論・マーケット別・ベットマン発売基準】 試合結果:敗戦 — ダビンチが担当するヘタフェの左サイドとセットプレー守備が、セビージャのサイド攻撃とセットプレーにさらされます ハンデ +1:引き分け — ヘタフェはリードを許してもボールを長く保持しないため、オサスナ戦のようなカウンターのスペースは少なく、主力の復帰とジェネの合流もあって2点差までは広がりにくいでしょう アンダー/オーバー 2.5:アンダー — 海外の主なライン1.5より1点高い設定です。期待得点の低いヘタフェは、モヒカのキックを欠いた状態でセビージャの主力守備陣と対戦するため、追いつく手段はセットプレーに限られます