中立地での開催とされるエステグラル・テヘラン対アル・シャマルの一戦は、中央を固めたコンパクトな守備ブロックに対し、サイドからのクロス供給やセカンドボールへの対応が焦点となります。長くボールを保持すること以上に、ペナルティエリア内でどれだけ先に決定的なコンタクトを作れるかが重要です。一方のガラタサライSK対シュトゥットガルトは様相が異なり、ホームチームのハイプレスと相手の素早い中央への打開がぶつかり合う展開となるでしょう。どちらの試合も、プレッシャーを受ける側のチームに先制点を返せるだけの現実的な手立てが存在します。
エステグラルはハルダニを経由してアサニを走らせることができますが、近頃の大陸カップ戦での守備では依然としてボックス内への侵入を許しており、シャバブ・アル・アハリ戦でも自身のアタックでボックス内へ決定的な接触をほとんど作れませんでした。対するアル・シャマルは、アル・ヒラル戦でマフレズがクロスからブーンジャーへ、リスタートからベン・ロムダンへと好配球を見せており、そのボールを受けた両者はいずれも十分なプレー時間を得ていました。オマル・モハメドの出場が不透明であるとしても、試合で実際に確認されたこの連携の脅威が失われるわけではありません。たとえエステグラルが引いたブロックから入ったとしても、アル・シャマルにはファーストフェーズの先へボールを運ぶルートと、反撃を仕留めるターゲットが揃っています。そのため、アル・シャマルがエステグラル相手に食らいつくか、上回る結果を残すと見ています。
ガラタサライはカラゾルやプレーメルへ圧力をかけ、サラやバトラコフを通じてオシムヘンへボールを預ける狙いがあるでしょう。しかしシュトゥットガルトは、スティラーを欠いた状態でもすでにレバークーゼン戦でその中盤コンビを起用し、ライン間でウンダフを使ったりボール奪取からデミロヴィッチを走らせたりと打開策を見せていました。また、ガラタサライは欧州カップ戦においてリールやバルセロナにも決定的な攻撃の形を作らせていたため、シュトゥットガルトの素早いカウンターには明確に通るコースがあります。スティラーの欠場は現時点の話であり、代役を務める選手たちには直近でフル出場した実績があります。一方でオシムヘンの直近の出場時間は短めでした。ガラタサライが立ち上がりに陣地を握る展開はあり得ますが、試合がオープンになるにつれてシュトゥットガルトも中央やサイドで起点を作り続けられるはずです。そのため、シュトゥットガルトがガラタサライ相手に食らいつくか、上回る結果を残すと見ています。