ストークのこぼれ球を拾ってのクロスや二次攻撃と、ブラックバーンの手堅い中央連携がぶつかり合い、ゴール前のセカンドボールを巡る攻防が見どころとなります。一方、バルセロナ (スペイン)の分厚い波状攻撃に対し、アストン・ヴィラ (イングランド)はサイドのスペースを突く素早い攻めで対抗します。どちらの試合も、直近のスコアによる印象に惑わされず、ピッチ上で実際に機能している攻撃の形を見極めることが重要です。
プレストン戦ではマクグリンのこぼれ球を拾ったコーナーキックからウィルモットが決めただけでなく、試合が進むにつれてストークは様々な選手へとボールを供給できていました。ブラックバーンはここ最近、自陣ボックス内に押し込まれる場面が目立っているものの、キャントウェルやグジョンセンを中心に独自の攻め筋もしっかりと機能させています。ただ、計算の立つ守備陣の軸が揃っており、何度も効果的なボールを供給し続けられるストークのほうに、この比較では分があると言えます。
プレストン戦に先発したゴールブレイスが出場停止となるのは供給役として痛手ですが、インゲルソンとマンフーフが戦線に復帰しています。ブラックバーン側もモルシーの復帰が報じられており、その後の情報ではピッカリングも体調不良から回復したと伝えられています。セットプレーやサイドからのクロス、交代カードが後半の展開を左右するまでは、中盤での激しい主導権争いが続くと見ています。そのため、引き分けならベット額が戻る条件で、私はストークを支持します。
バルセロナはペドリとフェルミンがハフィーニャへとつなぎ、ヤマルのパスもペナルティエリアへ侵入する大きな武器となっています。ヴィラの主力守備陣は、マンチェスター・シティ戦やフルアム戦でも繰り返しゴール前への侵入を許していました。逆のサイドでは、マンザンビからジャクソンへのホットラインが通っており、近頃のジャクソンの決定力は相手守備のミスやボール奪取後のスペースを確実に突いています。
バルセロナは守備陣の離脱者が続いており、直近の試合でもデ・ヨングがクバルシとコンビを組んで先発しました。ハフィーニャとマートセンはともに直近で先発出場して調子を維持しており、ヴィラが戦ったカップ戦の追加日程でもジャクソンやマンザンビの出場時間が増えることはありませんでした。バルセロナが長く攻め込む時間帯が続く一方で、ヴィラは中盤の守備陣形が整う前にジャクソンへボールを預けようとし、終盤はベンチからのフレッシュな攻撃陣が投入される展開が予想されます。そのため、バルセロナ対アストン・ヴィラの一戦は、得点がよく動く賑やかな試合になると期待しています。