この試合は、テンポの速いハイボリュームなホームチームと、シーズン日程が最も厳しい時期に臨むスローペースのハーフコート主体の王者との勝負です。滋賀レイクスは攻守の切り替えを速め、3ポイントを多く打ち、フリースローを多く獲得したいところです。長崎は試合のペースを落とし、ターンオーバーを抑え、相手にフリースローを与えないことで勝機をつかみます。どちらのテンポが続くかは、日程が大きく左右しそうです。
滋賀は直近10試合で平均約90得点、88失点です。ホームでは外からのシュートとフリースローで相手を上回っており、京都戦ではフリースローを28本、信州戦では29本試投しました。また、1試合あたり約17個のターンオーバーを誘っています。長崎は平均約74得点で、直近10試合のうちハイスコアになったのは1試合だけです。コンディションが整っているときは、ハーフコートディフェンスとボールを大切にする姿勢が強みです。
注目は、滋賀のプレッシャーと長崎のボールハンドラーの対決です。この期間に主力がそろった相手と戦った長崎は、サンロッカーズ戦で13回、アルティーリ戦で16回ターンオーバーを犯し、コーチは後者について選手の疲労を原因に挙げました。ミスの少なかった試合は、直近10試合で1勝の佐賀が主力を欠いていた一戦だけなので、私たちはあまり参考にしていません。一方で、長崎は通常フリースローを11〜16本しか与えず、アギラールのサイズを生かせば、オーガストが早い時間帯にファウルを重ねた際に優位に立てます。
欠場状況では、ミッチェルは引き続き負傷者リストに入っており、アギラールは今月ずっと務めてきた先発ビッグマンの座を保っています。馬場とランドルフは復帰しましたが、2人とも佐賀戦で戻ったばかりで、状態を判断する材料としては十分ではありません。滋賀は10月を通して主力の顔ぶれが変わっていません。
より大きな要素は日程です。長崎は16日間で8試合目を迎え、アウェー戦も2試合連続。次はホームで琉球と対戦します。一方、滋賀はこの3連戦の前に1週間休みがあり、月末まで試合がありません。第1クォーターは競った展開になり、その後、第2、第3クォーターに滋賀のベンチ層とトランジションが長崎のセカンドユニットを上回って差が広がると見ています。過密日程で終盤に失速しがちな長崎が、その差を縮められない展開を予想します。
共通の相手との対戦を見ても、信州戦とサンロッカーズ戦では滋賀が長崎を大きく上回りました。そうした点から、私たちは滋賀のホーム勝利、そしてはっきりとした点差での勝利を予想します。