展開の読み合いとなる2試合ですが、どちらも一方のチームに試合を優位に運べる要素がはっきりと見られます。
大邱で行われるKBOプレーオフの運命の第5戦は、第2戦の先発投手が再び顔を合わせるマッチアップです。その試合でサムスンのフラドは6回2/3を投げて2失点に抑え、サムスンはKIAのオラーから1イニングで一挙4点を奪いました。オラーはレギュラーシーズンでもサムスン戦の防御率が5.79と苦戦していました。このシリーズでは得点が集中する傾向があり、サムスンは序盤に得点を重ねてきました。第4戦でのKIAのリリーフ陣の好投や、サムスンに最近出ている失策は懸念材料ではあるものの、先発投手の相性とホームアドバンテージを考えればサムスンがわずかに有利と見ます。そのため、ここではサムスン・ライオンズの勝利を予想します。
ポハンでの一戦は、ともに降格グループに属し、ボール支配率が高くないチーム同士の対決です。ポハンは直近の内容が芳しくありません。1試合あたりのゴール期待値は約0.6点にとどまり、ホーム14試合でリーグ戦わずか6得点しか挙げられていません。さらにACLでの日本遠征を終えたばかりで、次にもACLのホーム戦を控えています。対する済州SK FCは8日間の休養期間があり、PKやカウンターから得点を狙うスタイルです。アウェーでの3連敗はいずれもボールを保持してくる相手に対するものでした。この試合はポゼッション争いというよりもトランジション中心の展開となり、わずかなチャンスが勝敗を分けると予想します。引き分けなら返金となる条件で、済州が負けない展開に賭けたいと思います。