フローニンゲンとスパルタ・ロッテルダムはともにペナルティエリア内に侵入するルートを複数持っている一方で、最近の守備陣の変更が守備の改善につながっているとはまだ言えません。この対戦ではクロスやボール奪取後のセカンドボールの展開が重要になりそうです。一方、オリンピック・リヨン対アンジェは異なる展開が予想され、リヨンがボールを握る時間が長くなる見込みですが、両チームとも中央を崩す決定的な連係が確立されているとは言えません。決定機の数自体が限られる展開になりそうです。
フローニンゲンはトム・ファン・ベルヘンからの配球やレンテのセットプレーからヴィルムソンへボールを供給できます。スパルタ・ロッテルダムもババディからゾンネフェルトやトールンストラへのパスがあり、深く引いた状態から押し上げるルートを確保しています。カップ戦で途中出場した後に負傷したエルネスの離脱でフローニンゲンの中盤のカバー力は低下しています。三戸舜介はスパルタ・ロッテルダムの終盤のオプションにとどまる見込みですが、チームの得点パターンは彼抜きでもすでに機能しています。
守備陣に復帰選手がいるからといって、アタッキングサードでのボールロスト時や同点に追いつかれた後の守備の綻びがそれだけで解消されるわけではありません。試合が進むにつれて双方が次のゴールを狙って前がかりになれば、新たなクロスやカウンターのチャンスが生まれるはずです。そのため、フローニンゲン対スパルタ・ロッテルダムではゴールが多く生まれる展開(オーバー)を支持します。
アンジェの強固な中央守備に対し、リヨンはヌアマの動き出しとその背後へ抜ける選手の連係を図る必要があります。パリ・サンジェルマン戦に出場したモートンとアンベールは今回は出場できず、中央からの配球や決定力にさらなる変化を強いられています。アンジェはチャンスの少なかったロリアン戦に出場したルフォールとカマラが引き続き控えるものの、その試合で先発して負傷交代したエル・ウアザニを欠くことになります。
こうした状況を踏まえると、リヨンがボールを回しつつ慎重にボックス内へ侵入し、アンジェはズバイやペテルを起点に時折カウンターを狙う構図が浮かびます。中央からの継続的な供給が制限されている影響は、アンジェの過去の大差での敗戦歴よりも重く見るべきでしょう。そのため、リヨン対アンジェではロースコア(アンダー)を支持します。