ポートランド・ティンバーズ (アメリカ)の前線が流動的に動く一方、ヒューストン・ダイナモは最近、ボールを持たない時間が長くてもペナルティーエリアを守ってきました。ポートランドは前線へのパスでヴェルデやダ・コスタにボールを届けることも、右サイドからイゾイタやラシターを生かすこともできます。ヒューストンがチャンスを作るなら、セットプレーか、ポートランドが前に出たところで素早くボールを前へ運ぶ形になりそうです。最初にペナルティーエリア内でボールに触れるのがどちらか、そしてこぼれ球を拾えるかが、ポートランドの圧力がどれだけシュートにつながるかを左右するでしょう。
ポートランドはシャーロット戦で何度もシュートを放ち、イゾイタからラシターにつなぐ形も2度作りました。ヴェルデとダ・コスタはセントルイス戦で決定力を見せています。ヒューストンではレシュ、ハルテル、ネグリ、エンナリがボンドの前で連係しており、ボンドはシアトル戦で5セーブを記録しました。さらに、ボグシュは同試合でコーナーキックからハルテルを見つけており、ポートランドが攻撃に出て背後にスペースを残せば、ヒューストンにも脅威を与える手段があります。
ミラーはポートランドの前節にフル出場しましたが、今回は出場停止です。フォリーは負傷交代する前にアシストを記録しており、こちらも欠場します。この2人の不在で、セントルイス戦の攻撃を始めたパスや、こぼれ球をめぐる役割が変わります。ボンドとヒューストンの最近の守備陣は引き続き起用できます。ギリェルメとエレーラはヒューストンの前節を欠場し、出場は不透明です。そのため、前線での復帰を見込むより、実際に確認できた守備の形を重視したいです。
ポートランドは、ヒューストンがペナルティーエリア周辺を固める前に、早い段階でサイドや中央でボールを受けたいところです。試合が同点のまま進めば、プレーオフ進出を追うポートランドは選手を前に押し出し、ヒューストンにカウンターや再びセットプレーを狙う余地を与えるでしょう。ポートランドの攻撃力は確かですが、ヒューストンの安定した最終ラインと、ポートランドで攻撃の起点となる選手の欠場を考えると、最近のスコアが示すほど一方的な展開にはなりにくそうです。だから私たちは、ヒューストンがポートランドに食らいつくと予想します。