マイアミ・ヒートはヤニスとバムを軸に得点できるものの、スコアリングランの後できっちりと相手を止め切るディフェンスが継続できていません。ボストン・セルティックスには強力な個のクリエイターが2人揃っている一方、シカゴ・ブルズの直近2試合はより整理され、バリエーション豊かなオフェンスの対応力を見せています。どちらの対戦カードも、リードを奪ったチームが次のディフェンスポゼッションでそれを守り抜けるかが焦点となります。試合終盤のそうしたポゼッションの傾向が、今回の2つの予想の軸となります。
ダラス・マーベリックス戦において、ヒートのペイントアタックは手薄になった相手のフロントコートを突ける状況です。しかし、マーベリックスは休養明けのアービングが復帰し、サンアントニオ戦を欠場したフラッグも出場濃厚(プロバブル)となっています。その敗戦に出場していたマーシャルが今回は欠場するため、クリスティーとワシントンがフィニッシャーを支える貴重な戦力となります。ヒートは開幕からの3試合で失点がかさんでおり、シャーロット戦で追い上げを見せた際も最後を締めくくるストップが足りませんでした。アービングのゲームメイクとフラッグのクリエイト力によってダラスが競り合いに持ち込むと見ているため、私はマーベリックスが接戦に持ち込む展開を支持します。
セルティックスは、特にブルズの最初のセットが崩れた場面において、テイタムとジョージを起点に点差を広げることができます。ブルズはトロント戦でのターンオーバー連発による崩壊から立ち直り、直近2試合ではミスを減らしており、ジョーンズ、ミラー、パウエル、ウィルソン、スミスがそれぞれ異なる得点ルートを供給しています。クラクストンはブルズのここまでの3試合を全休しており、スミスがすでにセンターの役割を埋めている状況です。一方のボストンは主要なクリエイター陣が出場可能です。ブルズの終盤の得点力が、今季第4クォーターで2戦2敗を喫しているボストンと激突することを踏まえ、私はブルズが食らいついて接戦を維持する方に賭けたいと思います。