ロリアンはコンパクトな守備と、タイミングを選んだウイングバックの攻め上がりで結果を出していますが、質の高いチャンスを安定して作れているわけではありません。アルヴェルカとの対戦ではSLベンフィカがより多くボールを持つはずです。アルヴェルカは前線で直接ボールを受ける形で、最初のプレスをかわす道筋を持っています。デポルティーボ・ア・コルーニャ対オサスナは、ホームの選手たちが立ち上がりの強いプレスをかわし、ボールを受けられるかがポイントです。
ブレストはアジョルクとドゥンビアをつなぎ、周囲の選手も絡めることで、最初の競り合いの後に誰がボールを受けるのか、ロリアンの3人のセンターバックに対応を迫れます。ロリアンはアンジェ戦で枠内シュートが1本にとどまり、パリFC戦の勝利でもチャンス創出は限られていました。結果と、攻撃の質を繰り返し示せているかの差は、ここで重要になります。
ロリアンはカツェリスとファディガが引き続き離脱。一方、シャルドネの不在はブレストが最近採用している守備陣にすでに織り込まれています。シラとトゥサール、ロリスのコンビは定着しており、メディアのプレビューも継続起用を予想しています。中央の競り合いの後のパスや、後半にどんな選択肢があるかが、無失点の流れよりも重要になると私たちは見ています。ブレストが負けないと予想します。
ベンフィカはプレストンニとパブリディスの連係や、ほかの攻撃の選択肢を生かし、アルヴェルカのサイドの守備陣を中央から引き離せます。アルヴェルカにも、メンデスのダイレクトな配球、スペンサーの前方へのパス、定着した前線3人という対照的な攻め筋があります。ファマリカン戦では、ボールを長く保持しなくても、こうした形からゴール前のチャンスを作れることを示しました。
バセヤの出場停止で先発センターバックが入れ替わりますが、ボヤンは前節のリーグ戦ですでに早い時間帯から出場していました。ヴィジガルは控えの攻撃陣で、メンデスはもともと正GKです。したがって、欠場者リストを見ても攻撃陣とGKのユニットが新たに崩れたわけではありません。ドゥランの出場可否は、カップ戦で長い時間プレーした後も不透明なため、ベンフィカの欠場選手には含めていません。
ベンフィカはウイングバック脇のスペースを狙い続けるはずです。一方、アルヴェルカは前線で直接ボールを受け、攻め上がったサイドバックの背後を突きます。アウェーチームには、競った展開に持ち込めるだけの独自の攻撃ルートがあります。アルヴェルカが大きく離されずについていくと予想します。
デポルティーボ・ア・コルーニャはアマトゥッチ、ソリアーノ、イェレマイの連係で、オサスナの最初のプレスを越える道筋があります。直近のリーグ戦、アトレティコ戦ではボックス内から10本のシュートを放ち、前後半ともに好機を作りました。オサスナは直近のリーグ戦アウェーで良い立ち上がりを見せたものの、勢いを失いました。前に出てくるプレスの背後は、注目すべきマッチアップです。
オサスナの公式遠征メンバーにはオロス、エランド、デル・カスティージョが含まれていません。デポルティーボの負傷者はおおむね変わらず、アウバメヤンの復帰は見込まず、ンソンゴと現在のボールの受け手を前提にしています。両チームはカップ戦でメンバーを入れ替えており、リーグ戦の主力攻撃陣の多くは温存されています。
オサスナは序盤からプレスをかけ、デポルティーボはその最初の波を越えた先でボールを受ける選手を探すと予想します。プレスをかわした後も、ボックス内に進入する形を保てているホームチームのほうが、接戦を制する可能性は高そうです。接戦でデポルティーボを予想します。