リヴァプールはボールを支配し、シュート数もコーナーキック数も上回りながら、ホームでアーセナルに0-1で敗れました。シュートの本数ではなく、どこから打ったかが勝敗を分けた試合だったと私たちは見ています。リヴァプールは17本のシュートを放ちましたが、枠内に飛んだのは1本だけで、9本はブロックされました。アーセナルは10本を放ち、3本が枠内へ。唯一のゴールは前半16分、ライスのアシストからハフェルツが決めました。
試合スタッツを見ると、リヴァプールはポゼッション率で56%対44%と上回り、ボックス内から14本のシュートを打った一方、xGは1.15にとどまりました。量は多くても、チャンスの質はそれほど高くありませんでした。アーセナルの選手たちがシュートコースに体を入れ、次々と阻んだからです。アーセナルのxGは少ないタッチ数で0.96。そのうち0.79は前半に生まれており、先制後は低い位置にブロックを敷き、GKも2本のセーブをすればよい展開に持ち込めました。
後半にはまた別の様相が見えました。リヴァプールのxGは前半の0.49から後半は0.66へ上がり、改善は見られましたが、アーセナルは0.17まで下がりました。リードを守る戦い方で、試合のペースを落としたことも助けになりました。ラヤはアディショナルタイムに遅延行為で警告を受け、80分ごろには両チームに1人ずつ、抗議でイエローカードが出ました。アーセナルが先に良いチャンスを作っていたので、強奪のような勝利とは言いません。ただ、ボールを持っていたチームより、試合中盤をうまく運んだチームが勝った試合でした。
次のリヴァプール戦で気になるのは、ブロックされたシュートをフリーで打てる形に変えられるかどうかです。たとえばヴィルツやガクポにもっと早くボールを渡せるでしょうか。それとも相手に前を固められ続けるでしょうか。