この2試合はどちらも、シュートの成否に勝敗を左右されるホームの本命と、相手の弱点を突く武器を持つアウェーチームの対戦です。高陽ソノ・スカイガンナーズは3ポイントシュートで勝ち、ペイント内を守り切れません。宇都宮ブレックスは接戦を制することが多く、大差で勝つことはあまりありません。どちらも、ホームチームが楽に勝つ展開より、最後まで競り合う展開が見込まれます。
高陽ソノ・スカイガンナーズ vs LGセイカーズ。ソノの連勝中の3勝は、いずれも3ポイントシュートを15本、16本、16本決めて挙げたものです。一方、ソノは2ポイントシュートとペイント内の被成功率がリーグで最も高くなっています。LGはアセム・マレイを軸に攻め、平均13.5リバウンドを記録するマレイが、オフェンスリバウンドで追加の攻撃機会を生み出しています。また、ほとんどの試合でターンオーバーを1桁に抑えています。守備では3ポイントシュートを打たせず、6試合分のボックススコアでは相手の試投数を15〜26本に抑えました。ソノの最大の武器はLGの守備の得意分野とぶつかり、LGの最大の武器はソノの大きな弱点を突く形です。
LGの前戦ではマレイが35分、ユ・ギサンが32分プレーしました。その後、主力がそろったチームの試合は、モービスに5点差で勝ち、SKに1点差で敗れるなど、いずれも1ポゼッション差の展開です。LGがインサイドを攻めて、試合を第4クォーターまで1〜2ポゼッション差に保つと見ています。そこで、LGが接戦に持ち込む方に賭けます。
宇都宮ブレックス vs 川崎ブレイブサンダース。今季、川崎が大敗した試合では、相手に3ポイントシュートを次々と決められるか、トラップディフェンスで20回以上のターンオーバーを強いられています。ブレックスはそのどちらにも当てはまりません。3ポイント成功率は約31%で、相手のターンオーバーを誘う数も1試合あたり約12回です。川崎はアレックス・カーク、ジェイレン・レディー、マット・ボンズを中心にインサイドから得点します。対するブレックスは、今季対戦したインサイドの強い2チームに、2ポイントシュートを68〜71%の高確率で決められました。
今季のブレックスのホーム戦は、10点差勝ち、3点差負け、11点差負け、3点差勝ち、29点差負け、7点差勝ちで、6試合のうち2桁点差で勝ったのは1試合だけです。川崎は前戦で主力ローテーションの選手が全員出場し、欠場者はベンチの末席にいる選手です。ブレックスが序盤にリードし、トレイ・ケルのシュート力とフリースローで勝つと見ていますが、点差はブレックスが普段見せる僅差に近いものになるでしょう。そこで、川崎が接戦に持ち込む方に賭けます。