エルチェCFの最近の無失点試合は、GKのセーブや相手のシュート状況に助けられた面もあります。一方のバレンシア(スペイン)は、複数の受け手を経由して前進できます。この顔合わせの焦点は、中盤でボールを奪ったあとの最初のパスと、そこからのフィニッシュにかかっています。ユヴェントスはスペースの守備が機能しているものの、敵陣深くまで押し込む時間帯があっても最後の崩しまでなかなかつながっていません。SSCナポリは中盤の主力選手が負傷したあとも複数の得点ルートを確保できており、中央での主導権争いが拮抗した展開になりそうです。
エルチェは敵陣深くでボールを奪えばバレラやセペダを活かせますし、バレンシアもゲラ、リオハ、ラバ、ダンジュマを使って対抗できます。エルチェのラージョ戦でのゴールのうち2点はPKによるもので、ビジャレアル戦でもディトゥーロが防いだ決定機を作られていました。バレンシアは右サイドの供給源だったオトルビが離脱し、エリオットも出場停止ですが、前節はいずれも短いプレー時間にとどまっていました。サディクとフルキエは遠征メンバーに復帰したものの、まだ先発には定着していません。エルチェはニーニョのコンディションが依然として不透明で、カップ戦ではポンセが出場しました。バレンシアは現在の第1・第2のアタッキングルートがあれば、この試合でも互角以上に渡り合えるはずです。そのため、ここはバレンシアを支持します。
ユヴェントスは代役の中盤でセカンドボールを拾い、3バックでホイルンドを抑え込むことができます。ナポリもデ・ブライネ、マクトミネイ、ポリターノを経由してボールを動かし、多彩な角度からボックス内へ進入できます。ロボツカがモンツァ戦で退いたあとも、その形は維持されていました。中盤の代役としてはギルモアが出場し、体調不良が報じられていたラフマニとアンギサも直近の試合でプレー時間を確保しています。ユヴェントスの離脱者については、現在の代役陣で戦ったジェノア戦の時点ですでに不在であり、その試合では終盤の攻めがゴールに結びつきませんでした。ユヴェントスの守備の時間帯が続くなかでも、ナポリが攻撃を粘り強く繰り出せると見ています。そのため、ここはナポリを支持します。