見出しの数字だけでは、実際にコートやマウンドに立つチームの状態は見えてきません。神宮では、名前の印象よりも調子を落としている両先発が登板します。しかも、どちらもこの球場では大きく打ち込まれています。サンティアゴでは、レアル・マドリードがユーロリーグの敵地で2連敗した後、5日間で3試合目に臨みます。迎えるオブラドイロCABは休養十分で、トップリーグ復帰後初のホームゲームです。どちらの予想も、チームの知名度ではなく、今の状態を見て決めました。
栗林の今季防御率は見栄えがいいものの、その大半はシーズン序盤の数字です。7月までは1.00前後でしたが、8月は6.46、9月は3.38でした。神宮は最も苦手とする球場で、2先発で防御率5.73。東京ヤクルトスワローズには3度の先発で打率.292を許しています。
一方の吉村は、ファームから戻ってすぐの登板です。9月中旬に同じ神宮で広島東洋カープに2回6失点で降板させられ、直近4先発で計25失点となりました。神宮での防御率は6.26で、被本塁打は21本。許した68失点のうち18点は初回に集中しています。
ACBでは、マドリードはこのガリシア遠征前、3日間でエフェス、ハポエルに続けて敗れました。ボックススコアが確認できる直近5試合では3ポイント成功率が30.3%と低迷し、直近10試合で11点差以上をつけて勝ったのはわずか2試合です。リーグ開幕戦も、ホームでウニカハに2点差で勝っただけでした。
オブラドイロは1週間以上休養を取っており、リーグの負傷者リストでも全選手が出場可能です。開幕戦ではアンドラに勝利しました。トップリーグ復帰後初のホームゲームで、疲労のあるマドリードを迎えるこの試合は、相手の知名度から想像するより接戦になりそうです。