リール対RCランスのダービーは、守備組織の整ったホームチームと、同じところを何度も突かれて失点している相手の対戦です。ビジャレアル対RCDエスパニョールでは、結果以上に気になるのがエスパニョールの状態です。疲れた足、暫定監督、そしてほとんどチャンスを作れない攻撃。どちらの試合も市場は直近の好不調に目を向けていますが、勝敗を決めるのは実際の相性です。
リール対RCランス。ダヴィデ・アンチェロッティ監督のリールはコンパクトに守り、素早く攻めます。リーグ・アンで最も守備が堅く、8試合で失点は6。モナコ戦ではボール保持率が3分の1にとどまりながら、高い位置でボールを奪って先制しました。ランスは攻撃の量とクロスで勝負し、トヴァンがチャンスを作り、アザールが途中出場します。一方で、直近10試合すべてで失点。その多くは外側のセンターバックの背後を突かれたり、こぼれ球を拾われたりしたものです。
注目のマッチアップは、再び顔ぶれが変わり、グラディが復帰したばかりのランスの3バックに、ムバッペとジャウンが仕掛ける形です。反対に、ニアンズの出場停止でリールのセンターバックの組み合わせが変わることが、ホームチームにとって実際の痛手です。ランスは「FWが2人離脱」という話ほど厳しい状況ではありません。前の試合ではイバノビッチが先発しています。両監督とも規律とバランスを重視すると話しており、前半は接戦になりそうです。リールはリードを守るのにも向いています。そこで、引き分けもカバーしてリールを支持します。
ビジャレアルCF対RCDエスパニョール。ビジャレアルはボールを保持し、1試合あたり約2点の期待得点を生み出します。直近10試合で無得点に終わったのは1試合だけです。エスパニョールは18位で、チャンスをほとんど作れず、フォルトゥーニョに敗戦を小さく抑える役割を頼っています。ただ今回は状況が違います。カブレラ、エルヒラリ、リーデルの最終ラインは火曜日のカップ戦で120分間プレーし、多くの選手は回復に専念するしかありませんでした。マノロ監督解任後、暫定監督のもとでまともに練習できたのは1回だけです。リーデルは遠征メンバーから外れたと報じられています。一方、ビジャレアルはカップ戦でリーグ戦の主力を休ませました。
ビジャレアルは中盤でゲイェとサリバを欠き、エスパニョールのカウンターには多少のスペースが生まれます。ただ、エスパニョールのトランジションから生まれた枠内シュートはラシン戦で1本だけで、キケも引き続き欠場です。ビジャレアルが序盤からプレッシャーをかけて攻め込み、60分を過ぎるころには守備ブロックに綻びが出てくると見ています。エスパニョールはラシン戦の終盤、そして火曜日の延長戦でも失点しました。そこで、ビジャレアルが2点差以上で勝つと予想します。