ベトテルは中盤を支配できなくても、攻撃の出口を作れます。ソウルはパスワークとサイドバックのサポートに定評がありますが、遠征メンバーの変更でフィニッシュとゴールキーパーの役割に影響が出ます。ナサフ・カルシ対アル・クウェートも、ホームの連続攻撃と、少ないポゼッションからチャンスを作れるアウェーの攻撃陣がぶつかる一戦です。
ヴィエット・フンの序盤のパスからリバマールが抜け出し、ベトテルの直近の先制点が生まれました。リバマールはPKも獲得しています。以前には左サイドからのクロスにゴール前で合わせる形もあり、中央での競り合いを経ずに得点するルートを複数持っています。前に出てくるソウルのサイドバックを考えると、こうした早いタイミングでの裏へのボールは特に有効です。
新たな遠征情報では、直前のリーグ戦に出場していたクリマラとグもメンバーから外れています。これにより、ソウルの最近の複数のゴールに絡んだフォワードと、直近の引き分けを支えた好セーブのゴールキーパーが不在となります。一方、バベッチといつものサイドバック陣は遠征メンバーに名を連ねています。ベトテルのエルナンデスも実戦に復帰しました。ソウルにもパスをつなぐ時間はあるでしょうが、ベトテルは早いボールで応戦できると見ています。そのため、接戦の中でベトテルが優位に立つと予想します。
ナサフ・カルシは前回の大陸大会ホーム戦で、ボックス内から11本のシュートを放ちました。ハーフタイムから出場したアブディコリコフとバフロモフは、投入直後に連係してゴールを挙げています。ムヒトディノフの配球やシャラの受け手としての働きも攻撃の選択肢になります。現地の準備報道によると、この2人は今節に備えて前節は温存されていました。
アル・クウェートはダハムのクロスからヘディングで決めたほか、ケンニシが得点とアシストを記録し、途中出場のナセルもゴールを挙げています。また、大陸大会ではボックスへの侵入をかなり許しています。この比較に、負傷者数の有利さや未確認の復帰情報を持ち出す必要はありません。ナサフ・カルシは勝利を目指して攻め続けるでしょうし、両チームとも攻撃の形を変えながらチャンスを作ってきました。ナサフ・カルシ対アル・クウェートでは、ゴールが生まれる展開を予想します。