ティグレ対バンフィエルドは、前者がここまで得点しているのは後半に入ってからで、後者は前半終了間際に得点を重ねています。注目点は、どちらが先にゴールを決めるか、そして前半をどんなスコアで終えるかです。手元の記録では、ティグレは直近のリーグ戦3試合すべてで先に失点し(6分、14分、60分)、自分たちの得点はいずれも57分以降でした。バンフィエルドは直近3試合すべてで前半に得点し、その後、リードや同点の状況を後半に崩しています。順位表よりも、試合開始から最初の30分に注目したいところです。
まずはティグレです。DBの試合記録では(結果はまだ暫定扱いです)、アルヘンティノス・ジュニアーズ戦では42分までに0-2とされ、57分に1点を返しましたが、1-2で敗れました。ただ、スタッツを見ると一方的な試合とは言えません。シュート数は13本ずつ、xGは相手の0.66に対して1.71、ボール支配率は55%でした。前半アディショナルタイムにはPKも外しています。ベレス戦は前半を0-1で折り返し、57分に追いついた後、67分に再びリードを許しました。87分に同点としましたが、89分にベレスが得点しています。その前のロサリオ・セントラルとのホーム戦では、60分にPKを決められるまで0-0でした。ロサリオは76分から10人で戦ったものの、ティグレは追いつけず、xGは1.37対2.02でした。
バンフィエルドは正反対の展開です。バラカス・セントラル戦では前半アディショナルタイムに得点し、62分にPKを与えました。ヒムナシア戦では38分に同点とし、62分に勝ち越された後、90分のゴールで2-2に持ち込みました。シュート数は10対23、xGは0.44対3.54で、相手に大きく上回られていた試合です。ロサリオ・セントラルをホームに迎えた試合では41分に得点し、80分に失点しました。シュート数は21対13と上回りましたが、ボール支配率は35%でした。前半はいい形で終えられても、最近は後半に崩れる展開が続いています。
この2つの傾向は、互いに引っ張り合う形です。ティグレがまた早い時間に先制を許せば、前半を得意とする相手に対し、遅い時間にしか得点できていない自分たちの状況が重くなります。反対に、ティグレが前半を同点で終えれば、バンフィエルドの最近の失点とティグレの得点が重なるのは後半です。過去の対戦はそれだけで大きな材料にはなりませんが、接戦という見方には合っています。手元の記録にある7試合で引き分けはなく、6試合が1点差で決着しました。
ただし、双方とも数試合ずつの小さなサンプルです。バンフィエルドの1-1が2試合ありましたが、ヒムナシア戦のように相手のxGが大幅に上回っていた試合も含まれます。これは試合序盤の流れを見るための手がかりとして捉え、予想そのものとまでは考えないようにしたいです。