滋賀レイクスと長崎ヴェルカの一戦は、セカンドチャンスの奪い合いとトランジションの主導権争いが焦点となります。滋賀には多彩なスコアラーが揃う一方、復帰したウイング陣とアギラールを擁する長崎は、ゲームテンポを落ち着かせてリバウンド争いに持ち込む力があります。琉球ゴールデンキングスと群馬クレインサンダーズの対戦も、ファーストシュート後の攻防が見どころです。直近でセカンドチャンスを量産している琉球が、前回の対戦で自らを封じ込めた群馬のディフェンスに挑みます。どちらの試合も、リバウンドを確実に得点へ結びつけ、相手の攻撃をしっかり止められるかが勝敗を分ける重要なポイントです。
滋賀はインサイドのオーガストを軸に得点でき、相手ディフェンスが寄ればクリーナー、スニード、野本大智が控えています。オーガストの出場時間が限られた神戸戦でも92得点に達しましたが、これはアウトサイドシュートの好調さというより、17本のオフェンスリバウンドと20本のフリースロー成功に支えられたものでした。長崎が佐賀戦で見せた9つのターンオーバーと15本のオフェンスリバウンドは、ブラントリーやウイング陣がポゼッションを大事に運び、アギラールにインサイドでの仕事を増やせていることを示しています。もっとも、その勝利は調子の上がらない相手から挙げたものであり、滋賀はすでに複数の独立した得点ルートを証明しています。
長崎ではミッチェルが引き続き故障者リストに入っており佐賀戦を欠場、アギラールがセンターとしての役目を担い21分間プレーしました。その試合では馬場雄大、ランドルフ、熊谷航がいずれもプレータイムを制限されて復帰した一方、滋賀のオーガストはファウルトラブルを抱えながらも前節に出場しています。立ち上がりのポゼッションでは、滋賀のプレッシャーに対して長崎がファーストパスをしっかり通せるかが試され、中盤のクォーターでは滋賀が奪ったセカンドチャンスを幅広いオフェンスへと昇華できるかが見えてくるはずです。私は、その攻撃力をしっかり発揮してくれる滋賀を支持します。
前回の対戦で群馬は、インサイドでのシュートを確実に沈め、フリースローを獲得し、ターンオーバーからの得点を重ねて琉球を65点に抑え込みました。琉球の直近の改善は、単なるオフェンスリバウンドの数字以上にはっきりとした形として現れています。アルティーリ千葉戦での15本のリバウンドは、ティップインやキックアウトからの3ポイントシュートを含め、29点ものセカンドチャンスポイントへと結びつきました。群馬はその後リバウンド数で後れを取る場面が見られ、ヘッドコーチもスイッチやボックスアウトのミスを課題として挙げています。クーリーと川真田紘也がその隙を突き、大浦颯太らアウトサイドのフィニッシャー陣がリバウンドから生まれるスペースを突く展開が期待されます。
琉球ではローテーションに復帰した川真田が前節で12分間プレーし、群馬もエドゥ、ブラックシアー、ジョンソンの3選手が前節に出場しました。今回の対戦に向けて確定したスターティング5や新たな欠場情報は出ていません。群馬のペイント内での得点力は依然として強力な対抗手段となるため、琉球はセカンドチャンスを確実に沈め、続くディフェンスをしっかり締めくくる必要があります。現在のセカンドチャンスからの決定力を考えれば、前回よりも接戦に持ち込めるはずで、私は琉球が群馬にしっかり食らいつくと予想します。